内川小だより
「手のひらの会」のみなさんが来てくださいました part2
4~6年生は、郡司千代子様が「百年たってわらった木」を読んでくださいました。ぐんとのばした枝、鋭い葉っぱ、つるつるピカピカのはだ…自分をよく見せようと、飾ることに一生懸命だった樹齢百年の木が、孤独を感じ、「飾らず、ありのままの自分を見せればいい」ということに気づくというお話です。作者は、当時小学6年生の女の子。このお話を書くきっかけとなったのは、新聞に掲載された「いじめ」の記事だったそうです。小学校6年間を通して、自分の周りに「いじめ」がなかったのは、常にありのままの自分を出せて、ありのままの仲間を受け入れることができたから…そんな当たり前のことが、実は難しく、大切であることを樹齢百年の老木を通して教えてくれるお話です。「つかれたときはつかれたように、つらいときにはないたっていいんだ」そう気づいた時、木はやっと笑うことができたました。(^-^)
今回も心に残る素敵なお話をありがとうございました。
「手のひらの会」のみなさんが来てくださいました part1
今月も「手のひらの会」のみなさんが読み聞かせに来てくださいました。
1~3年生は、丸山美佳子さんが、「おれたちはパンダじゃない」と「みみかきめいじん」を読んでくださいました。「みみかきめいじん」は、みみかき屋のひょ・うーたん先生が、お客様を心地良くさせる為の道具「みみかきそう」を使って耳かきをするお話です。うーたん先生は、お客さまに応じて耳かきを使い分け「ほじほじ…」。あまりの気持ちよさにみんなとろけてしまいます。ある日、透明人間がやって来て、うーたん先生は耳だけでなく鼻の穴まで「ほじほじ…」。たまりかねてくしゃみをした透明人間の正体は…なんとサンタさんだったというお話です。この時期にぴったりのお話をありがとうございました。
持久走記録会について
実施は、12月2日(火)の予定です。よろしくお願いいたします。
「さようなら」そして「ありがとうございました」
今朝、バス通学の子どもたちをバス停まで迎えに行くと、福島交通棚倉営業所のバスの運転手、緑川さんが降りてこられ、「校長先生、本日をもって運転手生活を終えることとなりました。長い間、ありがとうございました。」と深々とご挨拶をされました。子どもたちも私もとても驚くとともに、寂しく悲しい気持ちになりました。
現在の6年生が幼稚園生の時から、ずっと子どもたちを見守り、お世話になってきた運転手さんです。雨の日も雪の日も、風の強い日も子どもたちが安全に登下校できるように様々な面でご配慮いただいてきました。今日は、子どもたちは早い下校のため、帰りのバスに乗ることはできません。茗荷で折り返して8時54分に学校前を通るときが、最後のお別れの時です。
子どもたちは、緑川さんに手渡すため、急いでお礼のお手紙を準備しました。そして8時54分、緑川さんが運転するバスがやってきました。子どもたちは、一人一人お礼の言葉を述べ、感謝の気持ちを伝えました。最後に握手をしていただき、別れを惜しみました。
「緑川さん、これまで本当にありがとうございました。」
バスが見えなくなるまでお見送りをしました。
きれいな花が咲きますように Part2
1・2年生がプランターにパンジーを植えました。それぞれ好きな色のパンジーを3種類選び、ポットからプランターへ丁寧に移植しました。「う~ん。いい感じ!」「いい感じだね~。」「きれいにできた!」「交代で水をあげよう!」寒い中での活動ですが、子どもたちは、とても楽しそうです。そういえば、4月…「校長先生、赤いチューリップが咲きましたよ!」「今日はピンクのチューリップが咲きました!ピンクは、咲くのが遅いんですね。」と真っ先に花壇のチューリップの変化に気づいた2年生の子どもたち。1年生の時、自分たちで一生懸命植えたチューリップですから、その変化にも敏感に心が動いたのですね。…「心を育てる」…言葉では簡単に発することができますが、こうした積み重ねが子どもたちの心を耕していくのですね。きれいな心の子どもたちが植えたチューリップやパンジーですから、とびきりきれいな花が咲くことでしょう!
子どもたちは、後片付けだって自分たちで考えて一生懸命取り組んでいましたよ。さすが内の子(内川小の子どもたち)です!