日常の大切さ！

　今日は，昨日の研究会も終わり，大きな行事もなく，落ち着いた一日となりました。私自身も心のゆとりが少しでき，子どもたちの姿を落ち着いて見ることができました。
　休み時間に学年関係なく元気に遊んでいる姿。校庭や教室で真剣に学習に取り組んでいる姿。学校なのですから当たり前なのですが，実は，２学期は行事がたくさんあり，そのための準備などで，スタートからここまで落ち着いて過ごせる機会がほとんどありませんでした。
　行事などの大きなイベントは，日常では育てられないところを育てる機会であり，学校の中で大切な活動です。しかし，日常の生活をしっかりと行うことも，社会性を育てたり，人間関係を育てたり，自分の役割を誠実に取り組む責任感を育てたり，ゆとりのある時間の中で思考したりと，とても大切な時間です。
　学校にとっては，どちらもなくてはならない大切なものです。ただ，バランスを崩すと，効果がないだけでなく，大きな事故やけがにつながることもあります。そんなことを考えながら子どもたちの姿を見ていたので，「日常の大切さ！」という題になりました。
　朝，いつも通りに起床して食事をし，登校できているでしょうか。帰宅後，すぐに宿題や家庭学習に取り組み，そのあと遊ぶ習慣が身についているでしょうか。９時ごろには床についていますか。そして，家族で話をしたり，笑ったり，何かをつくったりする機会，ありますか。
　実は，単身赴任中の私の家庭で大丈夫かと言われると心配なことばかりですが，帰った時ぐらい父親の仕事をしたいなと思っています。
　日常生活ができること，実はとても幸せなことなのだと思います。ぜひ，日常のすばらしさを子どもたちに伝えてください。きっと，学校で今以上に素敵な姿を見せてくれると思います。
※本日は，画像無しです。（豊かな想像力で子どもたちの姿を想像していただけると助かります。）