日誌

図形の学習(3年生)

 本日の5校時目に,校内での研究授業が3年生の教室で行われました。
 算数科の図形の学習です。自分たちで作った三角形を仲間分けしながら,「正三角形」や「二等辺三角形」とはどういう図形かを考えていきました。
 
 
 友だちと仲間分けの理由を考えたり,考えた理由をもとに実際に仲間分けをしたりしながら,正三角形は三つの辺が同じ長さであること,二等辺三角形は2つの辺が同じ長さであることを自分たちで見つけていきました。
 算数は,学年が上がるにつれて頭の中で考えることが多くなります。しかし,考えることができるようになるためには,小学校の低・中学年のうちに具体的なものを操作する活動をたくさん行い,抽象化できる力が必要なのだと,子どもたちの姿を見て改めて思いました。

 操作活動だけでは学力は身につきません。覚えるべきことは,しっかりと覚える必要があります。今回3年生では,パソコンと大型テレビを利用して,フラッシュ型教材を使って基礎基本の定着に取り組んでいます。さすが今どきの子です。視覚情報を処理する力は,私のような年齢の人間とは比較になりません。ICT機器は,高価ではありますが,やはり道具です。子どもたちの能力を伸ばすところで,効果的に利用することが大切なのですね。
 一所懸命に学習に取り組んだ3年生に拍手です。