火事だ～ぁ！（予告なしの避難訓練）

　今日の昼休み。予告なしの避難訓練を行いました。いつもと違い，校庭で遊んでいたり，教室や図書室で過ごしていたりして，近くに担任がいない状況でしたが，非常ベルが鳴った途端に，石井っ子は，校庭の第１次避難場所に駆け足で避難を始めました。避難場所に着くと学級ごとに整列を始め，１分後には，訓練のために校舎に残った児童以外は全員が揃いました。
　訓練のたびに思うのですが，本当に石井っ子は素晴らしいです。訓練であっても全員が真剣に取り組みます。こんなところにも「心を込めて」がありました。先日も書きましたが，日常は大切ですね。どんな時でも真剣に取組める習慣が身についているから，今日もこのような行動がとれたのだと思います。これからも，日常を大切に，「心を込めて」がんばれる子どもたちを育てていきたいと思います。
　避難後，棚倉消防署矢祭分署の小松さん，石川さん，仲田さんにご指導いただきながら，消火訓練を行いました。
　
　
　毎年，６年生が代表で消火器を使った訓練を行いますので，さすが６年生，戸惑う子は誰もいませんでした。しっかりと的に向かって消火作業を行うことができていました。
　小学校の教育活動は，授業はもちろん，このような訓練，学習発表会のような行事，ボランティア活動，登下校，放課後の過ごし方・・・。最近は，情報，薬物乱用防止，キャリア，食育，健康，体力づくり，読書・・・。たぶん，ありとあらゆるものがあります。私が子どもの頃とは比較になりません。
　よく，「今の子どもたちは・・・。」という話を聞きますが，今の子どもたちは，昔の子どもたちの何倍も頑張っています。限られた時間の中で，本当によく頑張っています。ぜひ，そんなところも思いながら，子どもたちを応援していただけると助かります。
　今の子どもたちは恵まれています。でも，彼らが望んだのではありません。恵まれた社会をつくったのは，私たち大人です。そして，その社会に巻き込んだのも私たち大人です。この社会の中でしっかりと生活できるように育てていくのは，当然，私たちだと思います。