日誌

先生も勉強です!

 
 学校では,当然のことですが,教職員も勉強をしています。先週の金曜日は,講師の先生をお招きして,研修を行いました。
  
 郡山女子大学短期大学部の京免徹雄先生に小学校におけるキャリア教育について,ご講義いただきました。
 キャリア教育という言葉を聞かれたことはあると思いますが,皆さんは,どんなイメージを持たれていますか。昔は職業指導と言われていたこともあり,小学校ではまだ必要がないと思い違いを長い間されていた部分です。しかし,その大切さが認識され,平成20年の教育振興基本計画の中に小学校段階からのキャリア教育の推進が示されています。
 では,いったいどういう内容でしょうか?詳しくは,関係する本もたくさん出ていますし,文科省のホームページなどにも出ていますのでご覧になってください。一言でまとめることはできないのですが,小学校では,勤労観(日常生活の中の役割の理解,態度,考え方)を身に付けさせることが大切ということを改めて学びました。
 小学校では,直接自分の将来の職業と結びつく学習は少ないです。だからこそ,しっかりと勤労観を育てることで,中学,高校・・・,と進学していく中で,自分の将来を見つけることができるのだと思います。
 目の前の子どもたちのために,こういう機会を大切にしていきたいです。