日誌

草木染めNO.2

  お待たせいたしました。先週お伝えした草木染めの手順と完成した作品をご紹介します。


〔手順1〕染織する部分と染織しない部分をつくるため、白いシルクの布にビー玉やおはじき、ペットボトルのキャップなどを輪ゴムで巻き付けたり、布を割り箸で挟んだりします。
〔手順2〕シルクの布に水を含ませた後、好きな色の染色液に浸します。
※左から①ヨモギ→②桑の実→③クチナシの実→④黒豆→⑤小豆です。


〔手順3〕洗濯機で脱水します。
〔手順4〕ミョウバンを溶かした液に浸し、色を定着させます。
〔手順5〕脱水して乾燥させて出来上がりです。

 
 子どもたちの活動を箇条書きにすると、あっという間に出来上がってしまうような感がありますが、実際は、材料を煮出す鍋に山盛り一杯集めなければならないことや色がでるまで鍋をかき混ぜながら煮出さなければならないことなど、その手間を考えると先生方の労力は大変なものがあります。本当に頭が下がります。また、今回のテーマは、「子どもたちがいかに主体的に取り組める活動にするか」ということでしたので、子どもたちが提案した植物を使って、「自分たちで集めた植物で色が染められたぞ!」という喜びや感動を是非とも味わわせてやりたいという先生方の強い思いとねらいがあったこともお伝えしておきます。

 では、完成した作品をご紹介したいと思います。世界に一つしかないとても素敵なスカーフです!