日誌

星 有終の美をめざして

 今週22日(金)が第135回卒業証書授与式です。6年間を締めくくるお話の紹介です。
 小説「アルプスの少女」はクララとハイジの物語です。読んだことのある人も多いと思います。その始めの方に、ハイジがアルムおじいさんに、今日の夕暮れの美しい山や牧場の風景、燃えるような山や牧場が珍しかったことを話す場面があります。

◎ ハイジ: 「山や牧場が燃えているようで美しくなるのはどうして?」

◇ アルムおじいさん: 「なんでもな、お別れするときの言葉が一番美しいんだよ。太陽が山や牧場におやすみを言うときには、とっておきの一番美しい光を投げて、お別れの挨拶をするんだよ。」と答えます。                                                                       
 人間は本性として、『終わりを美しく締めくくろう』という心があります。『最後を飾る、最後を飾りたい』という心があります。卒業生の【有終の美】がどう飾れるか、期待しています。
 今日18日(月)午後3時より、「思い出を語る会」があります。楽しみです。
   
【卒業アルバムが完成しました】 
 ※ 今日も17名全員元気です。