日誌

グループ 感動の「ベッカンコおに」

 午後から降り出した雨にもかかわらず、保護者(11実家庭で16名)と地域の方々で50名の方々に足を運んでいただき、「ベッカンコおに」を鑑賞していただきました。劇団の方から「子どもたちの演技がすばらしかった。」とお褒めの言葉もいただきました。地域の方々からも、「感動しました。」「来てよかったです。」との声をいただきました。ご家庭では、今日の「ベッカンコおに」についての話で盛り上がっていることでしょう。今日の劇を成功させようと、1ヶ月前から、朝や昼の放送で歌を流し、学級や全体練習で頑張ってきた子どもたち。歌声、姿勢、動き、表情等、一人一人の子どもたちが輝いていました。みんなで一つのものをつくりあげることってすてきなことですね。
 この劇は、能狂言の様式を取り入れた現代劇で、舞台空間は能舞台を思わせ、狂言様式を取り入れた演技は、日本の伝統芸能の楽しさ・美しさを感じることができました。
 また、演奏や効果音で様々な和楽器が使われており、興味を持った児童もいました。「びんざさら(風を表現するときに使われていました)」、「馬鈴」、「すりざさら」等がありました。
 「おにって一体なんだろう?」目の見えない少女ゆきは、最後の鬼になりました。「人間も鬼になる」。私たち人間は、どういうときに鬼となり、また、どういうときに鬼とされるのでしょうか?