日誌

「さようなら」そして「ありがとうございました」

 今朝、バス通学の子どもたちをバス停まで迎えに行くと、福島交通棚倉営業所のバスの運転手、緑川さんが降りてこられ、「校長先生、本日をもって運転手生活を終えることとなりました。長い間、ありがとうございました。」と深々とご挨拶をされました。子どもたちも私もとても驚くとともに、寂しく悲しい気持ちになりました。
 現在の6年生が幼稚園生の時から、ずっと子どもたちを見守り、お世話になってきた運転手さんです。雨の日も雪の日も、風の強い日も子どもたちが安全に登下校できるように様々な面でご配慮いただいてきました。今日は、子どもたちは早い下校のため、帰りのバスに乗ることはできません。茗荷で折り返して8時54分に学校前を通るときが、最後のお別れの時です。
 子どもたちは、緑川さんに手渡すため、急いでお礼のお手紙を準備しました。そして8時54分、緑川さんが運転するバスがやってきました。子どもたちは、一人一人お礼の言葉を述べ、感謝の気持ちを伝えました。最後に握手をしていただき、別れを惜しみました。
 「緑川さん、これまで本当にありがとうございました。」



 バスが見えなくなるまでお見送りをしました。