日誌

「手のひらの会」のみなさんが来てくださいました part2

 4~6年生は、郡司千代子様が「百年たってわらった木」を読んでくださいました。ぐんとのばした枝、鋭い葉っぱ、つるつるピカピカのはだ…自分をよく見せようと、飾ることに一生懸命だった樹齢百年の木が、孤独を感じ、「飾らず、ありのままの自分を見せればいい」ということに気づくというお話です。作者は、当時小学6年生の女の子。このお話を書くきっかけとなったのは、新聞に掲載された「いじめ」の記事だったそうです。小学校6年間を通して、自分の周りに「いじめ」がなかったのは、常にありのままの自分を出せて、ありのままの仲間を受け入れることができたから…そんな当たり前のことが、実は難しく、大切であることを樹齢百年の老木を通して教えてくれるお話です。「つかれたときはつかれたように、つらいときにはないたっていいんだ」そう気づいた時、木はやっと笑うことができたました。(^-^)
 今回も心に残る素敵なお話をありがとうございました。