日誌

「歯科指導」の実施

 宮本補綴研究所の歯科衛生士 宮本陽子様をお迎えし、歯科指導を実施しました。
 1・2年生は、むし歯の原因や6歳臼歯の特徴と働きを知り、ブラッシングの仕方や歯の磨き方を理解することを目的に、3・4年生は、おやつの取り方や噛むことの大切さについて知るとともに、混合歯の磨き方や歯磨き粉の用い方を理解すること、5・6年生は、歯肉炎の原因と症状を知り、予防のための磨き方を理解することを目的に行いました。
 子どもたちは、学級ごとに乳歯と永久歯の違い、おやつの砂糖の量、歯肉炎と歯周病について学んだ後、染め出し液を使って自分の口の中を観察しました。すると…しっかり磨いているつもりでも磨き残しがたくさん!子どもたちは、磨き残しやすい部分を手鏡で確認し、どのように磨けばよいのか一人一人丁寧に教えていただきました。5・6年生は、さらに2色染めを行い、歯垢が付着してしまった歯(歯垢が付着して石灰化し、将来ボロボロになる恐れのある歯)の確認を行いました。子どもたちは、おやつの取り方やむし歯・歯肉炎にならないための歯磨きの仕方についてしっかりと学ぶことができました。
  宮本様のお話によると、低学年だけでなく、6年生くらいまで「仕上げ磨き」は必要なのだそうです。ご家庭でも是非子どもたちの歯の状態や歯磨きの様子についてみていただけたらと思います。



お菓子やジュースの砂糖の量です。ジュース(500ml)には、22~54グラムの砂糖が入っていました。