日誌

グループ 豊田智子さんの生き方を学ぶ

 3月7日(木)3・4校時の時間を使って、矢祭町在住の豊田智子さんのご自宅を訪問しました。豊田さんの絵手紙に感動した5・6年生6名の児童が豊田さんとお話をし、絵手紙をかくようになったきっかけや1枚の絵をかく時間、難しい点などいろいろなことを質問しながら、豊田さんの生き方を学びました。「きっかけは何ですか?」の質問に豊田さんは、「星野富弘さんの絵手紙を見て、自分も同じような立場なのでやってみようと思いました」。最初はミミズのような字だったようですが、手と同じ感覚でかけるようになり、手で書いていた時と同じような字になったそうです。すごい努力があったことでしょう。15年間で1000枚くらいかかれて、花の名前はいっぱい覚えたそうです。お部屋に飾ってあった絵手紙にかかれた花の名前を教えていただきました。絵をかきとめてから、言葉をかくそうです。「その時の自分の気持ちを言葉にすると、スッキリします。」、「また、見るという気持ちがないと見られない。意識して見ようとしないと見えないものです。」など教えていただきました。
 豊田さんとお話したその日から「日記」をつけている6年生の児童の日記の一部を紹介します。
 「ぼくは、豊田さんの姿を見て、周りのみんなを笑顔や幸せにできる人になりたいです。」。
 担任の本田先生から「一期一会。人との出会いで人間は成長していくんだなあと、○○くんの姿から感じました。」。
 このような出会いを実現することができたことに感謝いたします。豊田さん、社会福祉協議会の緑川さん、ありがとうございました。