日誌
おでかけまほろん
福島県文化財センター白河館「まほろん」より、主任学芸員 國井秀紀様と三浦武司様をお迎えし、関岡小学校5・6年生5名と本校の5・6年生6名で「土器さわり体験」「弓矢体験」「火おこし体験」を行いました。
「土器さわり体験」では、本物の縄文式土器や弥生式土器、石包丁や石鏃(矢の先)などをご持参いただき、4000年前の人々がどのような暮らしをしていたのか教えていただきました。その後、みんなで実際に土器を持ったり、石器にふれたりする体験を行いました。また、矢祭町ではこれまで約70箇所以上で遺跡が見つかっていることや東舘小学校の隣の敷地からは、竪穴住居跡17軒、茶碗や壺、甕(かめ)などが見つかったことをお話いただきました。
「弓矢体験」では、竹で作った弓矢をイノシシや熊等に見立てた的に当てる体験をしました。なかなかうまく矢を飛ばすことができず、今晩のおかず?を仕留めることができない子もいましたが、力強く上手に矢を当てることができた子もいました。「ずど-ん!」ん?ものすごい威力でイノシシの絵が描かれた板を射貫いてしまった人がいますよ!… あらあら畑の名人平山先生じゃないですか!本物でも間違いなく仕留められそうですね。
「火おこし体験」では、関岡小と本校の子どもたちが2人組になり、火おこしの道具を使って種火をおこす体験をしました。種火ができるとシュロの木の皮で種火を包み、それを火箸でつまんでぐるぐる回すと(酸素を送ると)一瞬で火がつきます。さあ、だれが一番早く火をおこせるかな。ん?一番最初に火がついたのは…ティムス先生じゃないですか!イギリスではその昔どうやって火をおこしていたのでしょうね。
子どもたちは太古の昔に思いを馳せながら、体験を通して楽しく学習することができました。
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