日誌

 「手のひらの会」のみなさんが来てくださいました

 「手のひらの会」のみなさんが読み聞かせに来てくださいました。
  1・2年生は、佐川瑞枝様が「くまのこうちょうせんせい」と「もったいないばあさん」を読んでくださいました。「くまのこうちょうせんせい」は、実話をもとに作られた絵本で、末期ガンと宣告されながら、弱りゆく姿を子どもたちに見せることで命の尊さ、生きる意味を教え続けた神奈川県茅ヶ崎市の浜之郷小学校の校長先生の生き様を絵本化した物語です。いつも声が小さいひつじくんに、くまの校長先生は勇気を出して大きな声を出すようにアドバイスしますが、理由があって弱っている人に、「大きな声で」「元気出して」「がんばれ」と言うことが、かえって重荷になることがあるということをくまの校長先生は、病気になってはじめて理解します。ひつじくんは、病気になってもなお自分を応援し続けてくれる大好きな校長先生の姿から、勇気をもって大きな声で「おはよう」が言えるようになるという感動的なお話です。
 3・4年生は、鈴木ハマ子様が「アンデルセン」の伝記を読んでくださいました。「人魚姫」や「親指姫」、「裸の王様」や「みにくいアヒルの子」等々たくさんの名作を生んだアンデルセンの生い立ち、生き方についてお話ししてくださいました。
 今月は、読書月間です。子どもたちには、たくさんの本と出会い、豊かな心を育んで欲しいと思います。