日誌
稚鮎の放流
本日4月17日(金),晴天のこの日,関岡小学校3,4年生9名と内川小学校全校生は、久慈川第一漁協さんの準備された約10,000匹(100kg)の若鮎を,学校のそばを流れる久慈川に放流しました。
鮎を放流するにあたり,古張町長さんと久慈川漁協の佐川組合長さんから鮎のお話を聞きました。今回放流する鮎は,岩手県の北上川で育てられたものでした。久慈川は太平洋に通じる川なので、同じ太平洋に通じる北上川で育てられた鮎がこの久慈川には放流されているそうです。また,鮎は年魚と呼ばれ,1年あまりの一生であることや,縄張りを作ること,岩のコケを食べることなど,鮎の生態についてもお話を聞きました。
話を聞いた後,それぞれバケツに鮎を入れてもらって川に放流です。4年生は3年生のお世話もしながら放流を行いました。川に放流された鮎は,速い流れに流されまいと懸命に泳ぎながら,久慈川のあちこちに散っていきました。今回放流した鮎は体長10cmほどの大きさですが,鮎釣りが解禁となる6月7日頃までには15cm以上に成長するそうです。豊かな自然が残る矢祭町の久慈川で,大きく育ってくれることを祈りながら,今回の放流を終えました。
稚鮎を放流した子どもたちから思わずでた「元気に育て」「大きくなれよ」の言葉が、何とも胸に温かいものを広げてくれました。
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