日誌

道徳科の授業より

 中学校では昨年度から道徳の授業が、「特別の教科 道徳」に位置付けられました。主な特徴として、

① 主として検定教科書を使用すること

② 評価(記述式)をすること

③ 指導方法「考え、議論する道徳」の工夫   です。

特に③については、発達の段階に応じ、答えが一つではない道徳的な課題を、一人一人の生徒が自分自身の問題として捉え、向き合う「考える道徳」「議論する道徳」へと転換を図るものです。

 しかし、昨今の感染症の影響で、思うような授業が展開できず苦労している先生方ですが、そんな中でも感染症対策を講じた上で、たくさんの工夫がみられました。さすが矢祭中の先生方です。先生方も日々、勉強して授業に臨んでいます。

 本日、1年生は「あいさつ」について考える授業でした。ペアで様々なあいさつを短時間で疑似体験させたり、黒板を活用して自分の意見を他人の意見と比較させたりしていました。

 2年生は、インターネットやSNSなどから「情報モラル」について考える授業でした。板書を工夫したり、短時間のグループ活動を取り入れて意見をまとめさせたりしていました。

 3年生は、「相手の気持ちを考える」と題し、言葉の持つ力について考える授業でした。大型テレビを活用したり、ボードに班の意見をまとめ発表させたりしていました。