2014年4月の記事一覧

　今日は第２回目の音楽集会の日でした。今日の発表は，６年生が担当し，音楽の時間に練習した曲や校歌の３，４番を披露してくれました。
 
　
　
　さすが６年生です。おそらく練習する時間などあまりなかったと思いますが，一人一人が自分の役割を自覚し，しっかりと声を出して歌い上げていました。年度初めの集会で，６年生がこんな素敵な姿を見せてくれることは，下級生に向けての最高のメッセージになります。６年生の皆さん，ありがとうございます。
　さて，集会の最初に「発表会を成功させるには」という話を，石井っ子にしました。発表する人は，当然，素晴らしいものにしようと一所懸命に取り組みます。今日は，そのことにプラス，「観客」の態度について今年の目標を伝えました。学習発表会や授業参観など，学校の行事を見に来ているときの保護者の皆さん，地域の皆さんの姿を考えさせると，どの子も「ふざけていたり，話をしていたりせずに，真剣に発表や活動の姿を見てくれる」ということに気づいてくれました。
　子どもたちの姿は，そのまま保護者の皆さんの姿なのですね。今まで自分が経験してきた中で，参観者の私語が多くて，授業中に参観者を注意したことも，そう言えばありました。石井小の参観日は，石井っ子のがんばりを優しい笑顔で真剣に見てくれる保護者の皆さんや地域の皆さんに囲まれています。だから，石井っ子はそういう姿が想像でき，それをお手本に真似ることができるのだと思います。
　これは，実は学力を向上させるための大きな大きな学習環境だと思います。これができている学校は，学習の指導に集中することができますが，これができない学校は，学習の前に，生活の指導をしなければなりません。この差は，当然，学力差になって表れてきます。
　石井小の良さの大本には，それぞれの家庭・地域の環境があるからだということを感じています。有り難いことです。

　今日は，26年度最初の授業参観でした。
　
　
　

　参観日は，保護者の方々が来てくださるので，どの子も笑顔いっぱいで，学習に取り組んでいました。３週間でずいぶん１年生も学校生活に慣れ，落ち着いて学習する姿を見ていただくことができたのではないでしょうか。
　来週からは，いよいよ運動会の練習が本格的に始まります。石井っ子の皆さん，頑張りましょうね。

　本日の3校時目，26年度１回目の避難訓練を行いました。
　　
　今回は，地震とその後の校舎からの出火という想定で校庭への１次避難を行い，その後，より安全な場所という設定で，２次避難まで行いました。２次避難の訓練は，本校ではやっていなかったので，頑張っている石井っ子の姿をカメラに収めようと気合を入れて準備をして，訓練に臨みました。
　その結果，私自身も一所懸命に取組み，いざと言う時に適切に対応できるようにという思いでいたので，カメラのことなどすっかり忘れていました。
　矢祭分署の分署長さんはじめ４名の署員の皆さんにお出でいただき，避難についてご指導いただきました。石井っ子は，まだ，入学したばかりの１年生も含め，おかしも（おさない，かけない，しゃべらない，もどらない）が徹底され，素早く避難することができ，お褒めの言葉をいただきました。さらに，分署長さんから，おかしも「な」（なかない）について，火災の時，一人が泣くとまわりの子も不安になり，どんどん泣き出し，かえって非難できないことにつながるので，泣かないようにというお話もいただきました。
　今後は，風向きを考えて２次避難場所を考えることや，児童の人数の把握をできるだけ早くすること，実際には２次避難のときは，道路に消防車が来たり近所の人が来たりするので，全員を安全に避難させる方法を考えて訓練しておくことなど，やってみて初めて分かったことを，しっかりと改善していきたいと思います。
　さて，私は石井っ子の姿をカメラに収めることができませんでしたが，さすが優秀なチーム石井のスタッフです。ちゃんと画像がありました。
　　
　うちのいいところは，指示待ちでないスタッフに恵まれているところだと，一人でいい気分になっていました。（自慢です）

　今日の給食の時間，１・２年生のマナー給食が行われました。
　給食センターの石黒先生にお出でいただき，給食を通して食事のマナーや健康を考えた食事の仕方，箸やお椀の持ち方などのマナーを学びました。私自身，自分の父親・母親と比べて，食事のマナーについて我が子に指導できていないことを痛感します。我が子も学校の給食で学んでいるのだろうと思います。
　
　

　石井小は，数年前からノーチャイムです。ここの生活に慣れてしまったので，ほかの学校に行ってチャイムを聴くと不思議な感じがするようになりました。さて，このノーチャイムを実施するためには，児童も教職員も時間厳守が前提です。この約束が守れないと，ノーチャイムの生活が簡単に崩壊していきます。
　と言うことで，この時期の石井小では，「なんでそんなことまで」と言われるくらいに，学校生活の約束の徹底を行っています。「ちょっとぐらい」が，実は大きな問題です。「ちょっとぐらい」で友だちに迷惑をかけないようにする指導を行っています。こういう小さな積み重ね，私は好きです。評価をしてくれる人がいないかもしれないことです。もしかすると，そこまでする必要がと言われることが出てくるかもしれません。でも，この小さなことの徹底が，子どもたちの登下校の姿，整然とした学校，落ち着いた学習態度，真剣に取り組む姿，そして，楽しむときはみんなで楽しめる下地になっていると思います。
　石井小で子どもたちの姿を見ていると，石井小にこんな素敵な伝統を築いてくれたたくさんの皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいになります。「三つ子の魂百まで」石井っ子の将来のためにも，この時期に，しっかりと身につけさせたいです。