日誌

石井小だより

おいしいご飯ができました!

 本日の3・4校時,栄養士の石黒先生を講師にお招きして,5年生がおいしいご飯づくりの学習をしました。炊飯器ではありません。ガスを使って,鍋でご飯を炊きました。
  
 私がのぞいたころは,ちょうど強火から弱火に火力を調整するころでした。耐熱ガラスの鍋でしたので,お米がおいしそうに鍋の中で踊っている様子が見えて,火力を調整する意味が分かりました。

 完成の様子を,石黒先生にお聞きすると,どの班も上手に炊けて,つやのあるおいしいご飯だったそうです。
 昔を思い出して,鍋でご飯を炊いてみるのもいいかなと思える子どもたちの姿でした。

うろこ雲!


 今朝の学校から見た空です。ご覧になった方も多いのでは。きれいなうろこ雲がありました。この後天気が崩れるという話を聞いたことがあります。明日は,雨(雪)でしょうか?
 さて,今日は,昨日交流学習会で指導してくださった森本先生とゼミ生の皆さんが,算数の体験ものづくり教室を行ってくださいました。今日は,休みですから,5校から希望者が参加しました。
 
 
 
 ほぼ2時間,子どもたちはゼミ生のお兄さんお姉さんたちに教えてもらいながら,まさに「ものづくり」本当に集中して図形づくりに取り組んでいました。簡単にできないけれどちょっとした工夫や努力で乗り越えられそうな課題で,困ったときに一緒に考えてくれる人がいて,達成感があると,子どもたちはこんなにも集中できるのだと驚いてしまいました。いったい何を作ったと思いますか。

 本校のMさんが作った作品です。この図形は模様が3種類に変化します。作業をしながら立体の特性などに気づき,1つ目は印刷されている用紙から,2つ目は自分で模様を描き,3つ目では,展開図を自分で作って図形を作る。活動しながら学習するポイントが仕組まれていました。
 こういう行事は,なかなか参加しない子どもの方が多いと思います。(我が家もそうです。)でも,今日の子どもたちを見ていて,「参加したもの勝ち」だなと思いました。こんなに自然な形で算数を考える時間は,学校で位置づけすることは難しいです。しかも,ゼミ生の皆さんが先生になってくださったので,2~3人に一人先生がついています。「休みの日だから無理はさせない」と言うのは正しい考えだと思います。でも,参加すれば,もっといいことがあります。最終的に参加するかどうかは子どもたちの判断ですが,いいものには積極的に参加するように働きかけるのは,わたしたち教員や保護者の皆さんの力です。チャンスをしっかりと与えられるように,働きかけていきたいと思います。

6年生集合!(交流学習会)

 6日(金)の午後,石井小に矢祭町の6年生が全員集合して,交流学習会が行われました。
 今年も,福島大学の森本明先生と先生のゼミの学生さんが子どもたちに算数の楽しさを教えてくださいました。
 
 
 
 ゲームやクイズ形式の問題を,5校混成のグループで考えながら,楽しい時間を過ごしました。自由な発想で回答する子どもたちの姿は,いつの間にか型にはまってしまった大人にはできないものばかりで,改めてこの時期に多様な思考に触れさせる機会の大切さを感じました。全ての6年生に,こんな機会を与えられる矢祭町に感謝です。着任して8カ月。子どもたちをじっくりと育てる環境がこんなにも充実していて,大規模な都市には真似できない素晴らしさを感じます。
 森本先生,ゼミ生の皆さん,そして,今回の交流学習会を準備運営してくださった,町教委,内川小の先生方・・・。本当にありがとうございました。

子どもたちの頑張りに拍手!(ふれあい駅伝)

 昨日の矢祭町ふれあい駅伝に,本校からも4,5,6年生で3チームが参加しました。
 
 
 
 
 
 
 
 全員の姿を撮ることはできませんでしたが,走っている子どもたちの姿が,どの画像を見ても格好いいです。いい姿ですよね!真剣に,そして,たすきをつなぐ仲間のために,今日まで一緒に練習をしてきた仲間のために,毎日指導してくれた先生方のために,頑張りを応援して支えてくれる家族のために・・・。たくさんの人のために一所懸命に頑張って走っていたのだろうと思います。(画像にはありませんが,子どもたちに大きな声をかけている引率したチーム石井のスタッフも格好良かった!監督の一言でラストスパートをする姿をたくさん見ました。)
 「格好いい」と言うのは,こういう姿なのだと半世紀を生きてきてようやく分かりました。きれいな服で着飾っても,みんなが持っていないものを持っていても,一所懸命に頑張る姿にはかないません。素敵な姿を,また,石井っ子に見せてもらいました。「無心」と言うのも,「心を込めて」なのかなと,勝手に定義づけしたくなりました。
 3学期は,この4,5,6年生に「姿で示せる上学年」になってほしいと思っていました。が,もう,そういう姿がたくさん見られています。有り難いことです。
 子どもたちを自慢できる学校にいることができて,本当に幸せです。石井っ子の皆さん,ありがとう。(もちろん,子どもたちを支え育ててくださっている保護者の皆さん,地域の皆さんにも感謝です。)

わたしはどうやって生まれたの?

 本日の3校時目に,3年生が「生命のはじまり」について学習しました。
 講師に,塙厚生病院から助産師の郷先生にお出でいただきました。
  
 受精から誕生まで,大きさがわかるペープサートや重さまで再現した人形などを使いながら,詳しく教えていただきました。
 最後に,「妊娠中や出産のときの大変だったこと,産まれてきたときの喜び」などをお家の方が事前に書いてくださった手紙を読みました。じっと手紙を見つめている子,「涙が出そうだ」と思わず発言する子・・・。自分が大切にされていることを,手紙を読みながらしっかりと感じ取っていました。
 わが子に,「大好きだよ」と,時には言ってもいいのかなと思った時間でした。