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2014年3月の記事一覧

グループ 量の大きさについての豊かな感覚を身につけたい

 「約1kgの重さのものを,下の1から4までの中から1つ選んで,その番号を書きましょう。」
1 空のランドセル1個の重さ    2 1円玉1枚の重さ    3 5段のとび箱全体の重さ    
4 ハンカチ1枚の重さ
 平成20年度全国学力学習状況調査問題算数Aの問題です。正答は1番、平均正答率は約66%でした。誤答を見ると、3番のとび箱を選んだ児童が26%、4人に1人がとび箱を選んでいるのです。重さの量の感覚を身につけることが必要です。1kgの重さの具体物を手で持ち上げるなどの体験的な活動を通して、基本的な量の大きさについての感覚を豊かにする授業の実践が求められています。
 3年生で学ぶ「重さ」、1g、1kg=1000g。今日の3年生の授業は、500mLのペットボトルの重さが約500gを利用して、自分の体重が何本分になるのかを、体験しました。「2本で約1kgということは、自分の体重は○○kgだから…。」まず、10kgの重さを体感します。「自分の力で持てるのかな?」「10kgは簡単に持てるよ」「20kgは?」「持てる」さすがに30kgになるとやっと持ち上がる重さでした。力持ちのKさんは40kgを少し持ち上げることができました。重さの感覚が身についたかな。身の回りにある物で1kgの重さの物を探してみましょう。
   
【「ペットボトル20本の重さは、10.3kg」  「10kgは簡単に持てる重さだね」    「ぼくの体重分のペットボトルは80本だよ」】
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