日誌

2015年1月の記事一覧

放射線教育

 京都大学大学院エネルギー科学研究科エネルギー社会・環境学を専攻されている幸 浩子(みゆき ひろこ)様を講師としてお迎えし、各学級で放射線について授業を行いました。低学年は、アニメーションを用い、キャラクターなどを登場させながら、中・高学年は、クイズや質問に答えたり、実験や「サイエンス・カフェ」といった手法を用いたりしながら、それぞれの放射線に対する考えや知識を創発する授業を行っていただきました。発達段階に応じた学習内容を手法を凝らした学習方法で指導していただき、「放射性物質」と「放射能」、「放射線」の違いや私たちの身の回りには「自然放射線」と「人工放射線」が存在していること、一度にたくさんの放射線を浴びると危険であること、たくさんの放射線から身を守る方法などについて知識を深めることができました。




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「箸の作法をマスターせよ!」その後

  箸ミッションの途中経過についてお知らせします!子どもたちと先生方は、ミッション2の「箸を正しく持って箸先をカチカチカチと合わせるテスト」に挑戦し、見事全員合格することができました。ミッション3のお椀からお皿へ食材に見立てた小さなブロックを箸で掴んで移動させるテストでは、既に10名が合格しており、あと一頑張りといったところです!
 最終ミッションは、朝のうちに子どもたちから審査の依頼を受けた校長もしくは養護教諭が給食時に学級を訪ね「1.食べる姿勢が美しい(背筋が伸びている)」「2.箸の作法が正しくできる(嫌い箸をやっていない)」「3.上の箸(動箸)を親指・人差し指・中指で持てる」「4.下の箸(支え箸)が動いていない」「5.正しい箸の持ち方がくずれることなく完食した」の5項目で審査をし、合否を判定します。
 ミッションを全てクリアし、「箸マスター(熟練者)」の称号を受けた子は今のところ3名おり、3名には箸マスターの賞状とお箸をプレゼントしました。さあ、箸マスター目指してみんながんばろう!


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昔遊びを楽しむ会

 地域の皆様18名をお迎えし、「昔遊びを楽しむ会」を実施しました。昔懐かしい竹鉄砲や竹とんぼ、紙飛行機やあやとり、ビー玉、おはじき、折り紙(兜や風船折り)、凧揚げなどたくさんの遊びを通して子どもたちはとても楽しい時間を過ごすことができました。竹鉄砲や竹とんぼ、紙飛行機遊びでは、飛ばすためのコツや工夫などをお教えいただき、また、ビー玉やおはじき遊びでは、楽しく遊ぶためのルールやコミュニケーションの取り方などを体得することができました。子どもたちも地域のみなさんもみんな笑顔で楽しい時間を過ごすことができました。
 また、お出でいただいた皆様には、子どもたちと一緒においしい給食を召し上がっていただきました。昔の小学校のことや遊びについてお聞かせいただたりしながら、賑やな会食となりました。とても楽しく幸せな時間を過ごすことができました。ありがとうございました。






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「手のひらの会」のみなさんが来て下さいました Part2

  4~6年生は、佐藤マキ子様に「ふうふうぽんぽんぽん」を読んでいただきました。この本は、食いしん坊でけちなお尚さんと、そのお尚さんからどうにかして美味しい物を横取りしようとする小僧さんの知恵比べのお話です。食べ物に目が無く、独占欲の強い和尚さんが、甘酒や鮎焼き、おもちを小僧さんに隠れ、へんてこな理屈をこねて一人で食べようとするのですが、賢い小僧さんにやりこめられてしまいます。何十年も御仏にお仕えしているお尚さんでも、煩悩は断ち切れないものなのですね。絵文字:笑顔
 「手のひらの会」のみなさん、今月も素敵な絵本との出会いをありがとうございました。

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「手のひらの会」のみなさんが来て下さいました Part1

 1~3年生は、中野美智子様が「いのちの木」を読んでくださいました。この本は、雪の中、キツネが静かにその命を終えるところから始まります。横たわるキツネの周りにキツネを愛していた森の仲間たちが次々と集まり、キツネと過ごした温かい時間を語り始めます。「いてくれたら あったかい。いなくなっても あったかい。」森の動物たち一人一人にとって、キツネは特別な存在でした。やがて雪の中からキツネの毛並みと同じオレンジ色の芽が芽吹き、やがてそれは大きな大きな木になり、そしてその木は、また一人一人にとってかけがえのない特別な存在となるというお話です。
 誰しも、いつかは愛する人との別れを経験するものですが、大切な存在が目の前から消えてしまっても、その人のことを想ったとき、語ったとき、感じたとき、その人は、すぐそばにいるのかもしれません…。命について、そして、どのように生きるかということについても考させられる感動的なイギリスの絵本です。

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