日誌

2015年3月の記事一覧

箸ミッション(その後)

 1・2年生からの要請を受け、箸ミッション4の審査(最終審査)のため、給食の時間に養護教諭の綾奈先生と1・2年生の教室を訪ねました。本日の審査対象は4名。なんと1ヶ月前まで箸を正しく持つことができなかった子まで上手に持つことができるようになっていました。素晴らしいですね。給食の時だけでなく、お家でも一生懸命練習した成果だと思います(ありがとうございます)。 食べる姿勢の美しさ、正しい箸や茶碗の持ち方をどうぞご覧ください。 
※4名は見事合格しました!後日表彰を行います。



    

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「わかあゆタイム」5・6年生の発表

 今年度最後の「わかあゆタイム」がありました。トリを飾るのは5・6年生です。「6年生を送る会」や「思い出を語る会」、卒業式の練習など、とても忙しい中、1年間「総合的な学習の時間」に学んだことを発表してくれました。
 「わかあゆ子どもの畑」に作付けしたジャガイモの不作の原因を追究した子。改善に向け、次年度はどのように作付けをしたらよいか追究した子。収穫できた喜びと収穫まで関わってくださった方への感謝の気持ちから、食の大切さについてまとめた子。生活習慣病について調べ、食の大切さに気づいた子、規則正しい食習慣や生活習慣がよりよい生活につながっていくことを追究した子など1年間の学習で学んだことがよく表れた素晴らしい発表でした。各自、PCでまとめを行い、パワーポイントを使ってわかりやすく発表してくれました。さすが5・6年生、1年間の学びの過程がしっかりと伝わる発表でした。



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「思い出を語る会」

 6年生3名の主催による「思い出を語る会」が行われました。ご両親と教職員、そして5年生の同席のもとゲームやクイズ、映像の上映、ご両親や教職員へのプレゼントなど、趣向を凝らした内容で感謝の気持ちを表現してくれました。
 1年生の時からの映像が流れると成長の過程を思い出し涙するお母さんやご両親への手紙の贈呈では、ご両親だけでなく見ている我々も涙を誘われました。
 和やかな中にもご両親や先生方への感謝の気持ちが伝わる心温まる素敵な会でした。





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3.11を忘れない 合掌

  数多くの尊い命が失われ、未曾有の被害をもたらした東日本大震災から、今日で4年を迎えます。大震災で犠牲になられた方々に哀悼の意を表すため、地震発生時刻の14時46分に全員で黙祷を捧げました。下校集会では、校長より下記のことをお話ししました。

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 平成23年3月11日午後2時46分、福島県沖を震源とする巨大地震が、東北地方(東日本)を襲いました。今日は、東日本大震災から4年目の日です。
 当時、校長先生は、棚倉町の小学校で子どもたちや先生方とその大きな地震を経験しました。校庭に避難しましたが、地面が大きく揺れ、立っていることができませんでした。校舎が歪みながらゆさゆさと揺れ、泣き出す子どもたちを励ましながらいたことを今でも鮮明に覚えています。幸いにも子どもたちや先生方、地域の方々の中にけがをした人や命を落とした人はいませんでしたが、沿岸部では、大きな地震の揺れにより、今まで経験したこともない大きな大きな津波が襲い、多くの人の命が奪われました。
 東日本大震災の地震と津波で亡くなられた方は15,891人、行方不明者は2,584人。矢祭町の人口が6,203人ですから、矢祭町に住んでいる人の約3倍近い人々の尊い命が奪われました。また、震災孤児(お父さんやお母さんが亡くなってひとりぼっちになった子)は、1,698人もいます。
 みなさんが住む福島県は、東京電力福島第一原子力発電所の事故で、今なお、風評被害や汚染水の問題等があります。福島第一原子力発電所では、事故の収束のため、毎日7千人の以上の方々が命の危険を顧みず働いてくださっています。福島県は、事故の収束や復興に向け、これからいろいろな面で頑張っていかなければなりません。誰かがやってくれるだろうではないのです。自分が、福島県や矢祭町、日本の未来をつくっていくんだ!という心構えで勉強や運動に一生懸命打ち込んでいかなければなりません。
 生きたくても生きられなかった子どもたちがたくさんいます。また、先程お話した震災孤児の子どもたちは、お父さんやお母さんに甘えたくても、もう甘えることはできないのです。辛く悲しい思いをしながら、一生懸命生きています。みなさんは、その子たちに恥じない生き方をしなくてはなりません。
 みなさんは、毎日何時間も時間を決めずにゲームをやっていたり、テレビを見て一日過ごしていたりしてよいのでしょうか。今やるべきこと、頑張らなくてはならないこと、それらをしっかりとやり遂げていくことが、今みなさんがやらなくてはならないこと、しなければならないことです。
 どうか、生きたくても生きられなかった人、親を亡くし悲しい思いをしている子どもたちがいることを心に留め、一人一人が、亡くなられた方や悲しい思いをしている人に恥じない生き方をして欲しいと思います。それが福島県の復興、矢祭町や日本の未来につながると校長先生は信じています。
 今日は、たくさんの人の尊い命が失われ、たくさんの悲しみで覆われた日です。心静かに亡くなられた方々のご冥福をお祈りしましょう。

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6年生を送る会

 今日は、6年生を送る会がありました。これまで内川小学校の最上級生として様々な場面でリーダーシップを発揮してきた6年生。大好きだった3名の6年生のために、5年生の実行委員が中心となって、各学級毎に趣向を凝らした出し物やプレゼントで感謝の気持ちを伝えました。また、これまで練習してきた鼓笛の移杖式も行われ、内川小学校の「伝統」のバトンがしっかりと後輩たちに引き継がれました。最後に、6年生3名から下級生一人一人に手作りの素敵な写真立てがプレゼントされました。
 みんなで楽しく過ごした時間は、6年間の思い出の1ページに加えられたことでしょう。







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