内川小だより
一生使う大切なものです
宮本補綴研究所の歯科衛生士 宮本陽子様をお迎えし、歯科指導を実施しました。
1・2年生は、乳歯と永久歯(6歳臼歯)の違いと特徴、虫歯の原因について学習し、正しいブラッシングの仕方について教えていただきました。また、3・4年生は、おやつの取り方についてご指導いただくとともに、混合歯(乳歯、永久歯)の磨き方についてご指導いただきました。さらに、5・6年生は、歯周病や歯肉炎の原因と症状を知り、予防のための磨き方を学習しました。
学習後、子どもたちは、染め出し液を使って自分の口の中を観察しました。どれどれ・・・子どもたちの歯は磨き残しがたくさん!磨き残しやすい部分を手鏡で確認し、どのように歯ブラシを歯や歯肉に当てればよいのか一人一人丁寧に教えていただきました。一生使う大切な歯です。自分の生活の改善点を見つけ、毎日の歯磨きをしっかりと行って欲しいと思います。
※ 宮本先生によると、6年生くらいまで「仕上げ磨き」は必要なのだそうです。ご家庭でも是非子どもたちの歯の状態や歯磨きの様子について見ていただけたらと思います。
はじめて・・・
1年生は、初めて図書室から本を借りる体験をしました。これまで、図書室の整備を行っていたため、「もったいない図書館」からお借りした本や学級文庫の本だけで貸し出しを行ってきましたが、整備が完了したことから、図書室の本の貸し出しを開始しました。本のあった場所に代本板を置いたり、図書ファイルに本の題名を書いたり、貸し出し担当の情報委員のお兄さんに借りた月日を記入してもらったりと、初めての体験に戸惑い気味の1年生でしたが、なんとかお目当ての本を借りることができたようです。放課後の読書タイムは、どの子も集中して本を読んでいました。週末は、「家読」ですね。家族そろって読書をお楽しみください。
防犯教室の実施
ALSOKの隊員3名の方をお招きし、(あってはならないことですが・・・)不審者に遭遇したときの自衛の仕方について全校生で学びました。提示された写真を見ながら、誰が不審な人でついて行ってはいけない人なのかを考えたり(子どもたちは、サングラスをかけた人やキャップを後ろ向きに被った若者を選択したのですが、男女を問わず誰にもついていってはいけません!)、不審者との間合いの取り方や大声の出し方などを学んだりしました。指導していた隊員の方2名が子どもたちに背を向けた途端・・・突然、黒い服を着てキャップを被った不審者が子どもたちの背後から忍び寄ってきました。(一人の隊員の方は、別室に待機していました)肩をトントンと叩かれた子は、とても驚くと同時に「助けて~」と大きな声で助けを呼ぶことができました。(声をかけられた子は、無事、ALSOKの隊員の方に助けてもらうことができました!)子どもたちは、身をもって不審者に遭遇したときの怖さや対応について学ぶとともに、「い・か・の・お・す・し」について再考し、「もし、ついて行ってしまったらどうなるか」「もし、乗ってしまったらどうなるか」グループ協議を行いました。子どもたちは、自分で自分の命を守ることの大切さについてしっかりと学習することができました。
学習の成果を発表!
「わかあゆタイム」の時間に3・4年生と5・6年生がこれまでの学習の成果を発表しました。3・4年生は、詩の群読や好きな俳句を発表したり、難易度の高いなわとびの技やフラフープの技を披露したりしました。また、全員で手話を交えながら「小さな世界」の歌を歌いました。5・6年生は、福島県緑の少年団活動報告会で発表してきた内容を、団長と副団長が報告し、その後、「茶色の小びん」を歌ったり、リコーダーや鍵盤ハーモニカの演奏を行ったりしました。3・4年生も5・6年生もこれまでの学習の成果がよく表れた素晴らしい発表でした。次回は、1・2年生です。どんな発表をしてくれるのかとても楽しみです!
防災教育出前授業
福島県棚倉土木事務所の吉田様と菅家様を講師としてお招きし、防災教育を実施しました。昨今、日本各地で自然災害による被害が相次ぎ、いつ何時どんな災害が起こるかわからない状況にあります。内川小学校区は、近くに矢祭川が流れ、豪雨や長雨による地滑りや崖くずれ、土石流などが懸念されることから、土砂災害に焦点を絞って授業を行っていただきました。土砂災害が起こる兆候や土砂災害を防ぐ工夫についてお話いただくとともに、私たちにできる普段の心構えと備えについてもご指導いただきました。
①避難場所を決める
②連絡先を決める。
③非常持ち出し袋を用意する。
④地滑りや崖崩れの場所(山)から離れる。
⑤土石流のときはできるだけ高い場所に移動する。
子供たちは、災害は、いつでもどこでも誰にでもやってくることを肝に銘じるとともに、普段からの備えと、いざといいうときはみんなで協力して助け合うことが大切であることを学ぶことができました。