日誌

内川小だより

ありがたいですね

   昨日の道具は、左から「高さ分度器」「坂道測定器」です。いずれも畑の名人平山先生お手製の測定器です。6年生の算数に、校舎の実際の高さは何mかを問う問題があり、測定する場所から校舎までの距離と屋上までの角度が分かっていれば、その縮図をかいて実際の長さを求めることができるという学習があります。この「高さ分度器」の上部には、ストローがついていて、ストローの穴を覗きながら屋上を見上げ、おもりがぶら下がった糸の示す角度を測れば、目の高さから屋上までの角度を調べることができるという優れものです。おもりと糸をぶら下げる金具は釣具屋さんで購入したそうで、持ちやすいように取っ手もついていて特許がとれそうな完成度です。「坂道測定器」は、4年生が算数で学習する傾斜の角度を測るために作ったものだそうで、滑り台や学校の坂道の角度も容易に調べることができます。
 6年生の一人が、「ありがたいなぁ…」とつぶやいていました。本当に、平山先生のアイデアと器用さには頭が下がります。
※子どもたちが生き生きと学習する姿を写した写真があるのですが、画素数の多い解像度の高いカメラで撮影したためデータをアップすることができませんでした。残念…絵文字:うーん 苦笑

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何でしょう?

 さて、この2つの道具は何でしょうか?よく見て、よく考えてお答えください。

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お月見どろぼう

  昨晩は、中秋の名月でした。東白川郡では、「お月見どろぼう」と言って、家々の軒先や玄関先に月見団子をお供えし、それを子どもたちが盗み食いするという風習があります。もちろん本当のどろぼうではなく、十五夜のお供え物として備えたお団子やお菓子を「こんばんは。お月見どろぼうに来ました~。」「ありがとうございました。」と言って頂きながら、家々を回るのです。「○○さんはお料理が上手だから、お団子もすごく美味しいんです!だから、たくさん食べちゃいました!」「大きいバックがパンパンになりました!」と報告してくれた子もいました。私は、福島市の出身で、ススキやリンドウなど秋の草花とお月見団子、里芋やサツマイモ、ブドウや梨などをお供えしますが、「お月見どろぼう」は、こちらに来て初めて知った習わしです。地域の結びつきが強い地域ならではの風習なのかもしれませんね。
 地域のみな様、昨晩は子どもたちのためにいろいろとご準備いたきましてありがとうございました。みんなとても喜んでいました絵文字:笑顔

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旅立ち

 秋の訪れとともに、内川小学校に巣をつくっていたツバメたちは、遠い南の国へと旅だっていきました。8月29日、いつになく校舎上空を飛び交っていたツバメたち。その姿を写真に収めたのを最後に、姿を見かけなくなってしまいました。親鳥から餌をもらって丸々としていたツバメたち。元気いっぱい飛び回り、夏の暑い日には、軒下に勢揃いして羽根を休めていたツバメたち。8月29日、あの日は内川小学校にお別れを言うために旋回していたのかもしれません。
 ツバメたちは、秋から春にかけて、日本から2000km以上も離れたフィリピン、ベトナム、マレーシア、インドネシアに渡っていくそうです。来年も内川小学校目指して飛んできてくれることを子どもたちとともに願っています。

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ダンスワークショップ開催!

  セレノグラフィカというダンスグループに所属している阿比留 修一様と隅地 茉歩様を遠く関西からお迎えし、ダンスワークショップを行いました。
 子どもたちは朝から「校長先生、どんなジャンルのダンスですか?」「AKB48みたいな踊りだといいな~。」とわくわくそわそわ、期待いっぱいにワークショップに臨みました。
 始まりも開会行事なるものはなく、ダンサー二人が踊っているところに子どもたちが入場していくといったもので、さながらダンスの世界に迷い込んだ子どもたち…といった雰囲気の中、子どもたちは、言葉も音楽もなく身体だけで自己表現するダンサーに惹きつけられていきました。
 子どもたちは、ダンスの基本である「歩く」ことから始まり、瞬時に止まったり体を翻したりする「瞬発力」、そして3つ目の基本である「音楽」にあわせて体いっぱいに表現していました。普段、言葉で表現することが苦手な子も、終始笑顔で身体の内からわき起こってくるエネルギーを放出するかのように目一杯体を動かしていました。
 終了後、お二人から子どもたちの感性の素晴らしさや動きのよさについてお褒めのことばをいただき、隅地さんからは、「みんなの心にはきれいな森や泉があって、(踊っている)みんなを見ていたら泣きそうになってしまいました。」という感想をいただきました。子どもたちは、ダンスを通じて身体を動かすことの楽しさやおもしろさ、爽快感を思う存分味わうことができました。
 あびちゃん、みほさん、本当にありがとうございました。





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