日誌

内川小だより

シルクのスカーフに草木染め

  森の案内人の佐川芙子様を講師としてお招きし、草木染めを行いました。
 日本は、四季があり、たくさんの植物があるため、染色・染織の文化が発達したそうで、ほとんどの植物が染料になるとのことです。草木染めの材料としてよく使われるのは、花や草、茎や根、木の樹皮や木の実、タマネギや果物の皮、小豆や黒豆の煮汁などがあるそうですが、今日は、子どもたちが集めたヨモギと購入した黒豆と小豆、おばあちゃんに手伝ってもらって集めたという桑の実(桑の実をたくさん持ってきてくれた兄弟がいました)、佐川先生が持ってきてくださったクチナシの実を使って染織しました。
 できあがりは、来週までのお楽しみ…です。とっても素敵な草木染め(シルクのスカーフ)ができあがりましたよ!
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「食の安全教室」の実施

 食の安全に対する考え方を体験学習を通して学ぶことにより、健康で豊かな食生活を送る力を育てることを目的として、県南保健所福祉事務所の食品衛生チームの方をお招きし、「食の安全教室」を実施しました。梅雨の時期ということもあり、食中毒の予防と手洗いの仕方についてご指導いただきました。子どもたちは、DVDの映像と音楽にあわせ、楽しみながら手洗いの仕方を学ぶことができました。また、手洗い後、汚れチェッカーをつけた自分の手に紫外線を当て、どの部分の汚れが落ちにくいのかということについても学ぶことができました。
 きれいに洗ったつもりでも指の付け根や爪の周り、手のひらの皺の部分など洗い残しがあることを知り、子どもたちはとても驚いていました。きれいな手洗いを心がけ、これからもしっかり実践いってくれることでしょう。


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「手のひらの会」のみなさんが来てくださいました 

 先月に引き続き、矢祭町生涯学習・学校支援ボランティア「手のひらの会」のみなさんが読み聞かせに来てくださいました。
 さあ、今日はどんな本を読んでくださったのでしょう…各学級を回ってみましょう。
 1・2年生は、金澤洋子さんが「チロップのきつね」というお話を読んでくださいました。北の海にうかぶチロヌップ島には、きつねの親子と心温かい人々との穏やか暮らしがありました。それを引き裂いた戦争…戦争が、きつねたちをかなしい運命へと追いこんでいきます。赤くさいた花がきつねの命の灯火のように思えてくる涙をさそうお話しです。

 
 3・4年生は、佐川瑞枝さんが、「オオカミのともだち」いう本を読んでくださいました。独りの方が気楽だと考えているオオカミが、話しかけてきたクマと「一緒に獲物を探そう」ということになり、相手の本心を探りながら疑心暗鬼で同行しているうちに、友達のいる嬉しさを感じていくというお話です。


 5・6年生は、佐藤マキ子さんが「みょうがやど」という落語「茗荷宿」の絵本を読んでくださいました。ある宿屋の主人と女房が、みょうがを食べさせると忘れっぽくなるという話を聞き、金持ちの客がうっかり財布を忘れていくよう、やたらとみょうがを食べさせたり、みょうがをたっぷり浮かべたお風呂に入らせたりします。しかし、客が帰った後、どこを探しても忘れ物などありません。「はて、みょうがの効き目が、なかったかな?」いえいえ、肝心かなめの宿賃を払うのを忘れていった…という落ちのおもしろいお話しです。
 「手のひらの会」のみなさん、今回も素敵な本との出会いをありがとうございました。
 

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「和食マナー給食」の実施

 矢祭町学校給食センター栄養士の石黒広美様を講師としてお招きし、「和食のマナー給食」を実施しました。一汁三菜+デザートの献立を特別に用意していただき、給食の準備から片付けまでの一連の流れの中で、正しい手洗い、配膳方法、食器の並べ方、箸の持ち方、食器の持ち方や姿勢などについて学びました。主にご指導いただいたのは、以下の内容についてです。
① 食器・箸の置く位置
② 食事の姿勢
③ 食器の持ち方
④ 三角食べ
⑤ 正しい箸の持ち方
⑥ 口に物が入っているときは口を閉じて食べる(話をしない)
 教えていただいたことを毎日の給食でも継続して指導していきますので、ご家庭でもご指導よろしくお願いいたします。特に、箸の正しい持ち方は、えんぴつの正しい持ち方につながりますので、正しい持ち方ができるようしっかりと身につけさせたいものです。
 
【豆知識】
※ 正しい箸の持ち方を分解してみると、手前の1本(固定箸)をそのまま引き抜くと、残った動箸は、鉛筆を持ったときと全く同じ形になります。実は、鉛筆と箸の持ち方は一心同体なのです!
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「ギコギコ!チョキチョキ!パシッ!」| の続編

  先週お伝えしたクラブ活動のその後の様子についてお伝えします。
 家庭クラブの工作チームは、「ギコギコ!ギコギコ!」のこぎりを使って大きな板と格闘中です。曲尺を使って正確に計測したはずが…箱と天板が6㎜合わず、もう一度やり直し。真剣に取り組む姿は、まるで大工さんのようです。りっぱな本箱が完成することでしょう。 
 家庭クラブの手芸チームは、家庭科を習っていない3・4年生も針と手芸糸を使ってフェルトを縫い合わせる作業に取り組んでいました。どうです。素敵でしょう。写真は完成した作品です。
 最後にスポーツクラブです。今回は、「シッ!」ではなく「シッ!」5人でドッジボールを楽しんでいました。クラブが始まる前に、校長室に顔を見せた3年生が、「校長先生、今日はドッジボールです。楽しみです!」と嬉しそうに教えてくれました。家庭クラブの手芸チームの6年生も給食の苦手な納豆を3分の2も食べることができたことと、クラブがあったので幸せな一日だったことを教えてくれました。
  子どもたちが、一生懸命に取り組み、楽しさや満足感を味わえるような教育活動をどんどん展開していきたいと思います。


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