日誌

2014年7月の記事一覧

下関チーム準優勝!~防犯ドッジボール大会

 7月30日、矢祭中学校体育館で行われた防犯ドッジボール大会で、見事、下関チームが準優勝しました。
 大会終了後は、消防団の方が子どもたちにバーベキューをご馳走、焼き肉や焼きそばをお腹いっぱい食べて、大満足の一日でした。消防団の皆様、ありがとうございました。

大きなのっぽの古時計

 今日は、校長室にある「大きなのっぽの古時計」を紹介します。


 校長室に来られた方の多くは、この時計が目にとまると「ほう」と声を上げてくださいます。
 この大型掛け時計は、昭和11年11月20日に菊池惣一様から寄贈されたものです。
 昭和11年(1936年)はどんな年だったかと言いますと、・・・
 ◎ プロ野球が開催され、読売ジャイアンツが秋優勝をした
 ◎ 2.26事件勃発、東京に戒厳令が布かれた
 ◎ スペイン内戦が勃発(第二次世界大戦の前哨戦)
 ◎ 11月には日独防共協定が締結(後に日独伊三国軍事同盟へと発展)
プロ野球が始まるなど明るいニュースもある中で、戦争の足音がひたひたと迫る中(3年後の1939年に第二次世界大戦が、5年後の1941年に太平洋戦争がはじまったのです)、この大型掛け時計が寄贈されました。それ以来、戦争や震災を乗り越えて、78年間、ずっと時を刻み続けてきました。「SEIKOSHA」の技術の高さにも感心しますが、この時計とともに学校を守り続けてきた多くの方々の努力にも敬意を払わずにはいられません。
 毎週、ゼンマイを巻く度に、『下関河内小学校の良き伝統を継承し、新しい時代にあった創意工夫も加えつつ、子どもたちの安全と学校をしっかりと守ってくださいよ』と、この「大きなのっぽの古時計」はそう私に戒めてくれているのです。

夏休みも元気に活動しています

 7月22日は「小教研夏の研究協議会」という先生方の研修会がありましたので、子どもたちの活動はお休みでしたが、今日から、陸上練習(4年生以上)、合唱練習(全校児童)、プール(全校児童)が始まりました。夏休みも元気に活動しています。

充実した夏休みのために

  本日、全校児童29名が出席し、第一学期の終業式を行いました。一学期も様々な教育活動に皆様のご支援とご協力をいただき、心から感謝申し上げます。
 明日からの夏休みが有意義なものとなるよう、次の2点について、保護者の皆様のご協力をお願いいたします。

1 基本的な生活習慣をくずさない~「早寝・早起き、朝ごはん」の励行
2 子どもが外出するときには、「だれと、どこへ行くのか、何時に帰るのか」をよく確かめ、
 交通事故や水の事故、被害事故(連れ去りや性被害など)にあわないよう声をかける。
  (自転車で出かける時には、ヘルメットの着用も確認してください)

<閑話>
 近年、職場の懇親会などで居酒屋に行くと、子ども連れの家族を見かける時があります。ご家庭によって様々な事情があるのでしょうが、中には小学校入学前の小さなお子さんも見かける時があります。未就学児を連れて夜9時過ぎまで居酒屋で過ごしている様子には驚かされます。
 そういう私も、娘が中学生の時、中体連大会の打ち上げと称して、保護者会主催の部活動懇親会に娘を連れて参加したことがあります。焼き肉店で午後6時から、親は子どもたちとは別なテーブルを囲み、ビールを飲みながら交流を深めました。ですが、午後8時過ぎに閉会となり、解散かと思いきや、子どもたちをつれて2次会にカラオケに行こうというのです。私は娘を連れて帰りましたが、後日娘から聞いた話では、他のお子さんたちは2時間ほどカラオケで過ごし、帰宅は11時過ぎだったそうです(むろん親御さんも一緒です)。
 子どもたちの基本的生活習慣を乱しているのは大人の方では・・・と考えてしまいます。
 懇親会だから、お祭りだから、花火だから、○○だから・・・と色々理由をつけても、結局は大人の論理、子どもを最優先に考え、子どもたちの心身の発達を守ってあげたいと思います。
 それにしても、『9時だ。もう寝なさい。』といって、テレビをバチッと切った昔の親は、威厳がありました。

一学期終業式を迎えるに当たって

 明日、第一学期の終業式を行います。
 始業式では、子どもたちに「四季の心」という話をしました。
 終業式の節目に、四季の心に当てはめて一学期を振り返り、新たな目標を見定めてほしいと思います。
 学校生活や宿泊学習などでは、春の日射しのような温かな心で人に接することができたでしょうか。運動会には、夏のような燃える情熱でチャレンジできたでしょうか。授業では、秋の空のように澄んだ心で、集中して勉強できたでしょうか。係の仕事や自分の責任は、冬のような厳しい心で、やり遂げることができたでしょうか。
 お子さんの通知票をご覧になる時には、教科の成績が上がった下がっただけではなく、ぜひこうしたことも話し合っていただければありがたいと思います。