内川小だより
バトンをつなぐ
早いもので弥生3月になりました。各学級からは、式歌を歌う声や鼓笛の楽器の音色が聞こえてきます。
今朝の登校時、6年生の女の子が「校長先生、とうとう3月になってしまいましたね。小学校生活を振り返ると、6年間はとても長く感じましたが、残り少ない小学校生活を思うと早かったなぁ…とも感じられます。」と話かけてきました。春光が降り注ぐ中、彼女の言葉から、残りわずかとなった小学校生活を大切に過ごしていきたいという思いがひしひしと伝わってきました。
今日は、3月10日の鼓笛移杖式に向けて全校生で練習を行いました。上級生は下級生に、自分が先輩たちから教わった時のように丁寧に教えていました。内川小学校のバトン(伝統)はしっかりと引き継がれています。
バイキング給食
「校長先生、今日はバイキング給食です!」朝から子どもたちは、給食の時間をとても楽しみにしていました。今日は内川小学校バイキング給食の日です。矢祭町給食センターの栄養士さんや調理員さん、町のお肉屋さんやこんにゃく屋さんが、内川小学校のバイキング給食に向けて、心を込めて給食を作ってくださいました。メニューは、鶏の唐揚げ、照り焼きハンバーグ、海草サラダ、柚味噌こんにゃく、わかめご飯、焼き豚入り卵スープ、フルーツ杏仁豆腐(ハート型の杏仁豆腐が入っていました!)フルーツヨーグルト、苺、牛乳の超豪華メニューです!
いよいよ給食の時間です!子どもたちは、口々に「おいしい!」「おいしいね!」と言いながら、お腹がいっぱいになるまでいただきました。手の込んだ料理をたくさん作っていただき本当にありがとうございました。大変おいしくいただきました。馳走様でした。
授業参観(5・6年生)
6年生は、国語の「海の命」の授業を行いました。心情の変化が分かる表現から、主人公の生き方について自分の考えをまとめる学習を行いました。6年生にとっては小学校生活最後の授業参観…成長した姿に感慨もひとしおだったことと思います。
保護者の皆様には、年度末のお忙しい中ご来校いただき誠にありがとうございました。一年間のご協力ご支援に、心より感謝申し上げます。
授業参観(3・4年生)
授業参観(1・2年生)
1・2年生は、「大きくなった自分のことをふりかえろう」という生活科の授業を行いました。子どもたちは、歌や鍵盤ハーモニカの演奏、音読や計算、なわ跳びなど一年間の学習の成果を発表しました。最後に、先日行った「生まれてきてくれてありがとう」の授業の際にお家の方からいただいたお手紙の返事をそれぞれ手渡し、お家の方の愛情につつまれ元気に成長できていることへの感謝の気持ちを伝えました。
「手のひらの会」の皆さんが読み聞かせにきてくださいました
「手のひらの会」の皆様が、今年度最後の読み聞かせに来てくださいました。
1・2年生は、郡司千代子様が「羅生門」を読んでくださいました。3・4年生は、丸山美佳子様が「わたしはあかねこ」と「ふしぎなでまえ」を、5・6年生は中野美智子様が「みんなのベロニカ」を読んでくださいました。
一年間、子どもたちも先生方も読み聞かせの日を楽しみにしてきました。本との出会いはまさに一期一会。人との出会いだけでなく、一冊の本との出会いによって人生が変わったという話を聞くことがあります。身を乗り出しながらお話を聞く子どもたちの姿を見るにつけ、子どもたちと本との出会いを考えながら選定してくださっている「手のひらの会」の皆様の想いが伝わってきます。
一年間、たくさんの素敵な本との出会いをありがとうございました。
春の訪れ(嬉しさと寂しさと…)
朝靄の中、子どもたちを集合場所まで迎えに行く途中、梅が開花しているのを見つけました。「ああ、もう春がやってきたのだな。」と嬉しく思いながら、元気に子どもたちとあいさつを交わしました。道すがら、6年生の通学班長さんと「梅が咲きましたね。」と話をしながら学校へと向かいました。「校長先生、卒業まであと19日。20日をきりました。」
そうです。6年生と過ごす時間はあとわずか…。春の訪れを嬉しく思う気持ちと別れの寂しさが一気に押し寄せた朝となりました。
「生まれてきてくれてありがとう」
1・2年生は、おへその役目を知ることを通して、生まれる前から自分が大切にされ、守られていたこと、生まれた時の家族の喜びや成長への願いを知ることにより、家族への感謝の気持ちを育む授業を行いました。
まずはじめに、おへそのある動物とない動物の仲間分けをし、次に、図や写真を見ながら人間の赤ちゃんが育つ様子を知ることを通して、おへそはお母さんと自分をつなぐ命の綱であったことを学習しました。さらに、赤ちゃん人形を抱っこし、自分が生まれた時、家族はどんな気持ちでどんな言葉かけをしたのか想像しました。最後に、自分宛の家族からの手紙を読み、家族の愛情の深さと自分がかけがえのない存在であることを実感することができました。
手紙を読み終わると、「これ(手紙)、ずっととっておきたいな。」「涙がでそうになちゃった。」とつぶやいていた子がいました。中には手紙の内容に心を打たれ、放心状態になって机に突っ伏してしまう子もいました。子どもたちの様子や手紙を覗き見ていた私もウルウル…担任の青砥先生も養護の綾奈先生もウルウル…。子どもたちが誕生した時のご家族の喜びや健やかな成長への願いが伝わる心のこもったお手紙でした。
「ごつごうがよければぜひきてください。」Part2
1年生3名が開店したお店屋さんに、全校生と先生方で行ってきました。まずお店に入ると入口で一人一人にお金が入った封筒が手渡されました。お金は、1000円、100円、50円、10円、5円、1円の手作りです。まずは「とけいやさん」を覗いてみましょう。時計屋さんでは腕時計や鳩時計の他に、貴金属も売っていて、私は、570円のかわいい「リスちゃんネックレス」を購入しました。次に「レストラン」を訪ねてみると、スパゲティやパフェなどおいしそうな食べ物がたくさん並んでいました。なんと「ごはん(白飯)」も売っていました。最後に「おもちゃや」に行ってみると、商品は既に完売状態!最後に残っていたロボットの購入を巡ってジャンケンをしたのですが、教頭先生が購入権を勝ち取り、嬉しそうにロボットを買っていきました。 それぞれのお店には、2年生も販売員として協力し、大盛況のうちに閉店となりました。
がんばったなわとび記録会!
3・4校時に、全校なわとび記録会を実施しました。これまで子どもたちは、目標の達成に向け、体育やスポーツタイムの時間だけでなく、家に帰ってからも一生懸命練習に取り組んできました。その甲斐あって3分間持久跳びでは、全校生18名中14名が3分間跳び続けることができ、チャレンジ種目では、たくさんの子が自己記録を更新することができました。また、学級対抗3分間長縄跳びでは、1・2年生が106回、3・4年生が132回、5・6年生が288回とそれぞれ新記録を樹立し、みな満足のいく面持ちで記録会を終えることができました。「努力は裏切らない」ことを身をもって体験することができたなわとび記録会でした。みんな本当によく頑張りました!
※ 二重跳び40回を宣言していた深谷先生でしたが、今回は残念ながら40回跳ぶことはできませんでした。練習の時は、36回跳ぶことができていたので、また来年に期待したいと思います。子どもたちに宣言し、一生懸命がんばってきた深谷先生にも大きな拍手を送りたいと思います!