日誌

下関河内小だより

離任式集合写真がダウンロードできます

みさなんこんばんは。お元気ですか。新しい環境には慣れたでしょうか。バス通学、大変だと思いますが、下関の仲間、幼馴染みと過ごす貴重な時間でもあるので、大事にしてほしいと思います。くれぐれも下級生をいたわってあげてください。
保護者の皆さま、離任式の後、みんなで撮った集合写真、各種たより(左のメニューの中)よりダウンロードできます。みんなとても素敵な笑顔で写っています。是非ご覧ください。

さようなら、下関河内小学校

 平成28年3月31日をもって、矢祭町立下関河内小学校が閉校となりました。
 140年の歴史に幕を閉じ、新たなステージを迎えます。矢祭町の未来を拓く子どもたちがつくる歴史の始まりです。さようなら、下関河内小学校。ありがとう、下関河内小学校。

「閉校を知るや知らずや春を待つ 佳老桜は何を思わん」

そして今日、佳老桜、開花しました。新しい四月の始まりと同時に、満開となりそうです!

別れの時~離任式

 閉校式に引き続いて、教職員の離任式を行いました。児童・保護者と教職員とが、名残を惜しみながら、お別れの挨拶を行い、これまでの感謝の気持ちを新たにしました。
 皆さま、これまで本当にお世話になりました。ありがとうございました。

140年の歴史、そして未来へ~閉校式

 平成28年3月26日、明治9年9月25日創立の本校の閉校式が挙行されました。
 約1世紀半にわたり地域に愛され続けた本校も、閉校となり、4月から矢祭小学校へ統合いたします。これまでのご支援ありがとうございました。

下関小最後の修了・卒業証書授与式

 下関小の最後となる修了・卒業証書授与式が行われ、7名の卒業生が旅立ちました。福島県最南端の小学校の最後の卒業式ということもあって、TV局の取材を受けながらの卒業式となりました。感動的な思い出深い卒業式でありました。

滝川賞小表彰式を行いました

 本日、滝川賞(学校賞)の表彰式を行いました。学習・運動・文化芸術・健康・善行の部門で多くの児童が滝川賞の栄に浴しました。大活躍・大躍進の子供たちに拍手!!!

歌声が響く~矢祭小学校校歌の合同練習会

 本日、矢祭町内5つの小学校の1~5年生が一同に会し、4月に開校する矢祭小学校の校歌の合同練習会を行いました。矢祭小学校校歌を作詞作曲した小林研一郎さんの妹でソプラノ声楽家の一ノ関佑子さんが来町し、指導してくださいました。
 校歌の練習後、全員で4月開校の矢祭小学校(4月中は東舘小学校校舎を使用)の校舎を見学し、進級への喜びの気持ちを高めていました。

素晴らしい校歌です。やはり200人以上で歌うと響きが違います。

6年生に感謝する会

 全校児童で、6年生に感謝する会を行いました。企画運営は5年生が担当し、各学年とも趣向を凝らした出し物やゲームを披露、6年生からも歌のお礼があり、全校児童が睦まじく6年生を囲んで楽しいひとときを過ごしました。

最後の読み聞かせ

 「手のひらの会」による読み聞かせボランティアが行われました。今回が下関小最後の読み聞かせとなります。長年にわたり、子どもたちへの読み聞かせボランティアを続けていただき、誠にありがとうございました。

最終回となった今日、子どもたちは黒板にお礼のメッセージを書いてお迎えしました。

体育専門アドバイザーによる体育の授業

 本日、県南教育事務所の体育専門アドバイザーの先生がお見えになり、体育の指導をして頂きました。各学年とも、跳び箱やマット運動を行い、動き方や姿勢のとり方などをアドバイスして頂きました。

レスポアールとの最後の交流会

 レスポアールやまつりとの交流会を行いました。
 キビタン体操を一緒に行い、レスポアールの皆さんが「365日の紙飛行機」を演奏、下関小の児童も「赤い屋根の家」を合唱、レスポアールの皆さんから下関小の子どもたちへハンカチと文房具のプレゼントがあり、代表児童が「これまで交流いただきありがとうございました。ぼくたちは矢祭小学校に行ってもがんばります。皆さんもがんばってください。」とお礼の言葉を述べた。
 レスポアールには毎年児童が訪問して、利用者の方と一緒にブルーベリーの収穫や部品加工作業などを行ってきました。
 東北最南端の豊かな自然に囲まれた小さな小学校と障がい者自立支援施設との10年近く続いた交流もこれで最後となりました。

いのちのはじまり~養護教諭による授業

 性教育の一環として、3・4年生が「いのちのはじまり」を学習しました。指導したのは、本講養護教諭。お母さんのお腹の中で赤ちゃんがどのように育つのか、赤ちゃんのお人形を抱いてみたりして、熱心に学習しました。

下関河内小学校閉校プレミアム記念品の紹介

 下関河内小学校閉校記念事業実行委員会では、次のプレミアム記念品をお配りしております。閉校記念式典にお越しになれなかった方は、2月中は下関河内小学校にて、整理券と引き替えにお渡しいたします。3月以降は、各行政区長様にお預けいたしますので、早めの引き替えをお願いいたします。

<プレミアム記念品>



閉校記念誌は、全96ページのオールカラーです。

付属DVD(左)とそのカバー 記念誌の全頁PDFの他、百年誌の全頁PDF、校歌演奏、メモリアルビデオ、佳老桜の下の集合写真などが収められている。(パソコンで閲覧してください)

閉校記念式典の要項(左が外側、右は内側)

閉校記念下敷き 校章の透かしが入った校歌(上)と春季大運動会の空撮写真

要項、記念誌、付属DVD、記念下敷きが入るブックケース

校名入りの鉛筆

以上が、学区内の全戸に配布されるものです。

<閉校記念校歌オルゴール>

23弁オルゴール。校歌16小節すべてを聞くことができます。ただし、数量が限られておりますので、PTA歴代会長の他、来賓・関係機関等のみの配付となります。
校歌オルゴール音は、付属DVDにも収録されておりますので、そちらをお聞きください。

閉校記念式典、大成功!!!の巻

 平成28年2月20日(土)午前10時より、本校屋内運動場(体育館)にて閉校記念式典を開催しました。
 下関小閉校記念式典には、矢祭町長様、矢祭町議会議長様、矢祭町教育長様をはじめ、歴代校長先生、教職員OBの皆様、歴代PTA会長、地域の皆様をお招きし、児童・保護者・教職員も含め、約300名が集まり、盛大に行われました。
 ご多用の中、ご臨席いただきましたご来賓の皆様、閉校記念誌の発刊にあたり貴重な原稿をお寄せいただいた皆様、閉校記念式典の開催にご尽力頂いた皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。


式典には、約300名が集まりました。

閉校記念事業実行副委員長が進行をつとめました。

開会のことばを述べる三関地区協議会長

主催者あいさつを行う閉校記念実行委員長(左)と下関小校長

来賓あいさつ(町長様、議会議長様、教育長様)

引き続き、全3幕の記念催事を行いました。児童全員が一人1回以上の出番がある「児童中心」の発表を行いました。

第1幕「下関小の歴史」では、写真で下関小の沿革を振り返りながら、児童のインタビューに答える形で、会場の皆様から当時のエピソードをご紹介いただきました。佳老桜命名のいきさつ、うつくしま未来博で一輪車演技を披露した時のことなどを、当時のPTA会長や校長先生にご紹介いただきました。

第2幕「下関小の歳時記」では、本校の特色ある四季の教育活動を写真と児童の感想発表、寸劇で紹介しました。

第3幕「合唱」では、全校児童による「赤い屋根の家」につづき、参会者全員で「故郷」を合唱しました。故郷の合唱では、途中の間奏のときに児童の呼びかけを行いました。合唱に引き続き、今年度の教育活動をまとめたメモリアルビデオを放映しました。

校歌斉唱に続き、万歳三唱を行いました。

PTA歴代会長会の会長が閉会の言葉を行いました。

なわとび記録会を実施しました

 下関小最後の校内なわとび大会を実施しました。
 個人競技の各学年の規定種目、希望種目を行った後、アトラクションとして模範演技を行いました。3重跳びに挑戦する児童もいて、会場は大いに盛り上がりました。また、長縄跳びの部門では、ファミリー班対抗でダイヤ班が3分間で244回、クラス対抗で高学年が5分間で470回という好記録(高記録)を達成しました。平時にもかかわらず、たくさんの保護者の皆様にご声援いただき、誠にありがとうございました。


模範演技では、3重跳びも披露しました。

ファミリー班対抗長縄跳び。1年生は6年生に背中を押されるようにして飛び込みます。

円陣を組んで気合いを入れたクラス対抗長縄跳び、高学年は470/5分間の好記録達成

節分集会を行いました

 今日は節分、全校児童で節分集会を開きました。
 高学年児童が、節分の由来を劇で演じて見せたあと、全児童・教職員がひとりひとり追い出したい心の中の鬼を大声で叫ぶ「大声大会」を行いました。最後に5年児童が元気に豆まきを行いました。明日は立春ですね。閉校の春、希望の春がすぐそこまでやってきています。

校内書き初め大会

 これまでの書写の学習の成果を発揮すべく、校内書き初め大会を行いました。
 全校児童が、自分の新年の抱負を書き上げました。

三学期の始業式を行いました。

 全校児童33名がそろって登校し、今日から三学期を迎えます。
 始業式では、それぞれの「新年の抱負」を実現させるためには、最初の一歩を踏み出すことが大切であることを話しました。
 「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」(やればできる、やらなければできない、どんなことでも「できないよ」というのは君がやらないだけだよ)を全員で朗読し、新年の決意を新たにしました。

明けましておめでとうございます

 皆様、明けましておめでとうございます。
 閉校まで、あと三月となりましたが、本年もご支援ご協力のほど何卒宜しくお願い申し上げます。

 元旦の学校の様子です

「本日、天気晴朗ナレドモ風強シ」

片野要作先生の書と石井光夫様の七五三縄で正月飾りをしました。

玄関には、石井光夫様寄贈の宝船をかざりました。

思い出の十大ニュース・・・第1位

 思い出の十大ニュース、第1位は、もちろん
「雨ニモ負ケズ・・・春季大運動会大成功!」
です。
 数日前から天気予報とにらめっこ。当日朝も、入念に「雨雲レーダー」の動きをチェックして「これならやれる」、PTA会長も「やりましょう」と後押ししていただき、町内他校に先駆けて真っ先に花火を打ち上げ、「戦闘開始」。早朝より集まっていただいた保護者の皆さんも、雨の中、黙々と準備を進め、いよいよ開会式となり、入場行進が始まりましたが、一向に雨はやまず、むしろ応援合戦のころには激しく降ってきて、もうそろそろ雨雲は通り抜けるはず、とは思いましたが、心中穏やかではいられませんでした。「竜神よ鎮まり給え、雨よ止めかし」と念じて頻りでしたが、子供たちはすこぶる元気で、どの子もやる気満々、気が付くといつの間にか雨はあがり、校庭には歓声をあげて走り回る子供たちの姿が・・・。竜神をも動かす下関っ子のパワーに大人たちも元気づけられ、久しぶりに復活した「下関ダービー」や「消防団による操法リレー」、区対抗の玉入れや綱引きと熱の入った演技が続き、運動会の華「鼓笛パレード」や下関名物「一輪車競技」でさらに盛り上がりを見せ、閉校記念春季大運動会は大成功を遂げることができました。お集まりいただいたご来賓、地域の皆様、保護者の皆様、ボランティアとして活躍してくれた中学生の皆さん、本当にありがとうございました。


思い出の十大ニュース、第1位は「春季大運動会だよ、全員集合!」の巻

思い出の十大ニュース、第2位

 思い出の十大ニュース、第2位は
「感動の『赤い屋根の家』~郡音楽祭」
でした。
 全校児童(1年生から6年生までの33名)で参加した郡音楽祭。一学期から練習に取り組み、夏休み中も、朝から陸上→合唱→水泳と活動してきた子供たち。棚倉町文化センターのステージで、心をひとつに「赤い屋根の家」を歌い上げました。
 しかし、練習ではなかなか「こころをひとつに」というわけにはいきませんでした。6年生にとっては、いろいろな意味で「今年で最後」となる音楽祭、自然と意気込みというか力が入ります。でも合唱は6年生だけではできない、低中学年の子供たちにも参加してもらわないと合唱になりません。当然のことですが、1年生などは「郡音楽祭のステージに立つ」という意味がわからず、練習中も横を向いたり手わすらをしたりおしゃべりをしたりと、なかなか集中できない場面がありました。それでも、先生方が根気強く指導し、高学年が模範となってそれに応え、その姿を見て下の子たちも徐々に気持ちを強くしていってくれたのです。大会の前には、私も「下関小にとって今年で最後の音楽祭、皆さんが下関小最後の児童、こころをひとつにして歌いましょう」と全校児童に呼びかけ、棚倉町文化センターのステージに送り出しました。
 当日、会場後方でビデオカメラを回しながら子供たちの演奏を見ていると、どの子も、真っ黒に日焼けした顔で、元気に、笑顔で、堂々と歌っているではありませんか。その「こころをひとつに」歌う様子に、自然と涙があふれてきました。あの時の感動は今も鮮明に思い出されます。

審査員の先生からも「とても音楽的、小学生にはなかなかできない演奏」という講評(好評&高評)をいただきました。

ひとつだけでは多すぎる~思い出の・・番外編

 思い出の十大ニュースは、ちょっと一息入れて・・・
 私がよく先生方に話していることに、「ひとつだけでは多すぎる」という話があります。それは、教師が身につけるべき指導法のことです。〇〇学習、〇〇指導など、様々な指導方法(学習方法)がありますが(これからの主流はアクティブ・ラーニングでしょうね)、教師が身につけなければならない指導方法は、ひとつだけでは多すぎる、という話です。ちょっと逆説的は表現ですが、これは外山滋比古氏の「思考の整理学」(東大で最も読まれた本として有名)からヒントを得ました。

 外山滋比古氏「思考の整理学」から少し引用します。
 アメリカの女流作家、ウィラ・キャザーが、「ひとりでは多すぎる。ひとりでは、すべてを奪ってしまう」ということを書いている。ここの「ひとり」とは恋人のこと。 相手がひとりしかいないと、ほかが見えなくて、すべての秩序を崩してしまう、というのである。 着想、思考についても、ほぼ、同じ事が言える。「ひとつだけでは、多すぎる。ひとつでは、すべてを奪ってしまう」。
 この一筋につらなる、ということばがある。いかにも純一、ひたむきで、はた目にも美しい生き方のようであるけれども、かならずしも豊饒な実りを約束するとはかぎらない。いくつかの筋とそれぞれにかかわりをもって生きてこそ、やがて網がしぼられ、ライフワークのような収穫期を迎えることができる。
 

 引用が長くなってしまいました。話を指導方法に戻しますと・・・
 子供たちに身につけさせい「学力」、一口に「学力」といっても様々な要素があります。知識、技能、思考力、表現力、判断力・・・。万病に効く万能薬がないように、これらの学力の要素をすべて伸ばす万能な指導方法など存在しないのです。ですから、「ぼくは〇〇指導で授業をしています」という先生は、盲目的に(おっと失礼)学力のある部分だけを指導していることになる。まさに、教師が身につけるべき指導法は「ひとつだけでは多すぎる」のです。

 さて、私は、同じことを子供たちにも伝えたい。勿論、小中学生にこういう逆説的な表現は難しいので、次のようなクイズを出しています。
 「部屋から出ていこうとしたら、ドアが押しても引いても開きません。皆さんなら、どうしますか?」
 ヒントとして、また、子供たちに興味を持ってもらうために、次の話を加えます。
 「もし織田信長なら、ドアを蹴破って出ていくでしょうね。でも、それでは後始末が大変だし、周囲にも迷惑です。」
 「徳川家康だったら、誰かが気付いて外から開けてくれるまで、待つかもしれませんね。でも、いつでも誰かが必ず開けてくれるとは限りません。」
 「もちろん、明智光秀のように、押しても引いても開かないときは、左右上下いろいろ工夫してみるのも大切ですね。でも、それでも開かないときは?」
 さあ、皆さんなら、どうします?
 そこで、子供たちに伝えたいのは、豊臣秀吉流の生き方です。おそらく秀吉ならば、いろいろ工夫したうえで、それでもドアが開かないときは・・・、そのドアに固執せず、さっさと別のドアを探すと思います。問題の解決方法は、「ひとつだけでは多すぎる」のです。
 子供たちが、将来必ずぶつかるであろう難問に出会ったとき、(例えば「いじめ」や「失恋」などです)、その解決をひとつだけのドア(しかも思いつめた極端な!)に求めるのではなく、他にもドアはたくさんある、もしそれが見つからないときには、親や先生など、身近な大人に相談してほしい。このメッセージを子供たちに伝えることは、わたしたち大人の責任だと思います。子供の不幸な出来事を繰り返させないために・・・。
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

思い出の十大ニュース、特別篇

 下関小の教育活動を振り返るにあたって、忘れてはならないのが、地域の皆様方のご支援です。本校では、ほぼ日常的に、大なり小なり何かの形で地域の皆様方のお世話になっております。特別講師として、授業で、子供たちにご指導いただくこともたくさんあります。今年一年だけを振り返っても、一輪車教室、交通安全教室、食育指導、歯科指導、エアロビクス教室、着衣水泳教室、おやきづくり、わら細工、図工ののこぎりの指導、陶芸教室、つつじぞめ体験、裁縫教室、etc・・・。
 特に、片野要作先生には15年間書写のご指導をいただき、また、本多森雄先生には13年間図画のご指導をいただきました。今年、その最後の授業を終えるにあたっては、誠に感慨無量のものがありました。本多森雄先生には、図画の指導を通して夢を持つことの大切さや豊かな創造性を学ばせていただきました。片野要作先生には、書写の指導を通して書の形だけでなく、心の形を学ばせていただきました。お二人とも、その筆先は何よりも雄弁に人としてのありようを子供たちに解き明かしてくれました。いいえ、子供たちばかりではありません。先生方も、校長のわたくしも、多くのことを学ばせていただきました。
 今は、只々、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

「字はバランスが大事だよ」「よし、そこでしっかりとめて」「長江の流れも1滴の水から始まる。1つ1つの基本をしっかり身につけること」・・・心の形、人としての姿を教えていただいた、片野要作先生。

 既成概念にとらわれることなく、自由に、のびのびと表現することを通して、夢や創造性のすばらしさ、柔軟な発想や生き方などを教えていただいた、本多森雄先生。

 下関小のお家芸ともいえる一輪車、毎年、その一輪車の様々な技をご指導いただき、子供たちのチャレンジ精神に火をつけていただいた新田正恵先生。

思い出の十大ニュース、第3位

思い出の十大ニュース、第3位は
「感動の、ザ・ラスト・佳老祭!」
でした。
今年は、観客の皆様にもインタビューや掛け声や合唱にご協力いただく、見る佳老祭から参加する佳老祭へと趣向を凝らしました。会場の皆様全員に参加していただき、下関小最後となる佳老祭を盛り上げていただきましたこと、心から御礼申し上げます。
最後は、下関小の思い出を込めながら会場の皆様と一緒に「ふるさと」を合唱しました。

思い出の十大ニュース、第4位

思い出の十大ニュース、第4位は
「威勢のよい餅つきの掛け声が響いた収穫祭」
でした。
あいにく朝から雨でしたが、そんな中、手際よく外にテントを張り、かまどに火を焚いてもち米をふかしたり、石焼き芋を焼いていただいたお父さん方、野菜の下ごしらえや、餅をとりわけて調理を手伝っていただいたお母さん方、本当にありがとうございました。
「餅つきは、景気よく!」と、今年も私が餅つき一番手を務めさせていただきました。そして、お父さん方や子供たちで次々と餅をつきあげると、それをお母さん方や子供たちが、しるもち、なっとうもち、おろしもち、みたらしもち、きなこもちに仕上げて、おいしい調理がたくさんできました。また、石焼き芋もあめ色に焼き上がりました。おいしそうに食べる子供たちの笑顔につられて、何度もお代わりをしてたくさんいただきました。

収穫祭は、作物の恵みに感謝する会ですが、様々な行事等に頑張ってきた子供たちへのご褒美ともなりました。

思い出の十大ニュース、第5位

思い出の十大ニュース、第5位は
「保護者も参加、新緑の滝川渓谷探検活動」
です。
閉校記念ということで、今年は保護者、ご家族の方の参加を募りました。実は、地元の名所って意外と地元の方がいったことがない、ということを耳にします。かつて下関小の遠足は佳老山登山だったこともあり、滝川渓谷は登ったことがないという声を耳にして企画したところ、たくさんの保護者、ご家族の方にご参加いただき、みんなで楽しく登ることができました。ゴミ拾いをしたり、看板掃除をしたりしながら、新緑と渓流を楽しみました。しかも、崖場あり、鎖場あり、アオダイショウのお出迎えまであって、低学年にとってはちょっとした冒険でもありました。頂上で食べたお弁当のおいしかったこと・・・。みなさんにとっても、きっと良い思い出になったことと思います。
第5位は「みんなで登ろう、東北最南端の秘境、滝川渓谷」大成功の巻!


思い出の十大ニュース、第6位

 思い出の十大ニュース、第6位は
「躍動の郡陸上大会」
でした。
 どの子も自己ベストをただき出す「闘魂」、たくさんの応援にこたえようとする「闘志」、自分に負けまいとする「克己心」、そして互いを信じ自分を信じてゴールを見つめる「迷いなき決意」。下関っ子の真骨頂を見せてくれた郡陸上大会。応援する方も思わず握りこぶしに力が入ったあの日、あの場面でした。

思い出の十大ニュース~第7位

思い出の十大ニュース第7位は、
「泳ぎ切った!走り切った!水泳&マラソン記録会」
私たちホニュウ類は水中では呼吸ができません。だから、水を怖がるのは本能といってもよいでしょう。それを克服して、顔を水につけられるようになり、ビート板を使って泳げるようになり、ついには25Mあるいは50Mを泳げるようになるというのは、それはそれは素晴らしい成長だと思います。体力・気力ともにたくましく成長した姿に感動しました。

そしてさらに感動したのは、頑張る友達に互いが精いっぱいのエールを送りあう姿。互いの健闘を讃えあう姿です。マラソン記録会の時もそうでした。みんなが金メダルです。

思い出の十大ニュース、第8位

 思い出の十大ニュース、第8位は
「最後の防犯鼓笛パレード」
昨年は台風の接近で臨時休校となり、鼓笛パレードも中止となってしまい、今年こそは・・・と思っていましたが、念願かなって晴れてパレードを実施することができました。秋晴れの下、下関鴇巣入口から出発し、大洪、上関と、学区内一円を元気に演奏しながら堂々と行進しました。沿道ではたくさんの方に拍手をいただき、子供たちも胸を張って演奏し、それに応えました。防犯協会の皆様、子供たちの晴れの舞台をしつらえていただき、誠にありがとうございました。
ただでさえ広い三関地区、しかも楽器を持ち演奏しながらの行進です。さすがに、校門坂に戻ってきたときには、みんな疲れた様子でしたが、充実感でいっぱいでした。

思い出の十大ニュース、第9位

 下関小、今年の十大ニュース第9位は(特にアンケートをとったりしたわけではなく、私の個人的な感想なので、実は順位はあまり関係ありません)、
「絆を深めた宿泊学習」
国立磐梯青少年交流の家に宿泊し、1日目は裏磐梯五色沼自然公園の探索とキャンプファイヤー、2日目は鶴ヶ城と会津民芸博物館見学と充実した活動を行いました。私がとても楽しかったのは、お風呂です。大浴場で子供たちと一緒に湯に浸り、上がるときには、みんな体中から湯気が出て、まるでゆでだこのようでした。食事はすべて「バイキング」。よく歩き、よく食べて、文字通り「寝食を共にして」絆を深めました。


「みんな、ここは? 磐梯青少年交流の・・・イエーイ(家)」

思い出の十大ニュース 第10位

 下関小今年の思い出の十大ニュース、第10位は、
「心を耕す、豊かな体験活動」
です。特に、学校田、学校畑での農業体験は、下関小の特色ある教育活動のひとつです。
稲作体験は、5月の田植えから始まり、9月の稲刈り、10月の脱穀と、3年生以上が総出でかかる年中行事の一つとなっています。大事なのは、その学校田が校門坂のすぐ隣にあるということ、朝晩登下校のたびに、毎日、田圃のようすを見て、季節の移り変わりとともに稲の成長を実感できる、とても恵まれた環境です。下関っ子ののびのびとした素直な気風は、こうした環境に育まれているのです。

素足で田圃に入り、田植えをする子供たち。にゅるにゅるとした何とも不思議な感覚で、自然と一体になった気持ちになります。

泥んこになっても笑顔で吹き飛ばす、これが下関っ子です。

稲刈りを終えて、みんなで記念写真。充実感でいっぱいです。

脱穀のようす。機械操作も含めて、大人の手助けは必要不可欠。ご協力いただいた保護者の皆様、長年、学校田をご提供いただき、田起こしや水の管理などをしていただいた小井戸様、大変ありがとうございました。

低学年は学校畑でさつまいもづくり。長年にわたり、学校畑をご提供いただきました本田様はじめ、ご協力いただいた祖父母の皆様、ありがとうございました。
※今年はイノシシや雑草の影響でさつまいもはほとんど収穫できませんでしたが、枝豆はとてもおいしかったです。

<予告>「思い出の十大ニュース」をアップ

 今日は平成27年の仕事納め。今年も無事に過ごすことができて何よりと、後片付けの手をのろのろと進めていると、今年の様々な出来事が次々と思い浮かんできます。あと時、あの感動、あの笑顔、・・・そこで、今日から大晦日にかけて、下関小「思い出の十大ニュース」というテーマで、私の思い出に残るあの日、あの時、あの場面の写真を、毎日少しづつアップしたいと思います。お楽しみに・・・

閉校記念式典について

 閉校記念式典の概要も固まりました。年明けには、各方面へ開催案内をお知らせいたします。概要は次の通りです。

<閉校記念式典>
1 日 時  平成28年2月20日(土)
       午前10時開会
       ※午前11時30分には閉会予定
2 会 場  下関河内小学校 屋内運動場
3 内 容  
 〇 開会行事 開会のことば、あいさつ、来賓紹介
 〇 第1幕 「下関小の歴史」
   写真で下関小の歴史を振り返ります。
   会場の方から、当時のエピソードもご紹介いただきます。
 〇 第2幕 「下関小の歳時記」
   下関小の一年間の教育活動のようすをご紹介します。
 〇 第3幕 「合唱」
   郡音楽祭で演奏した合唱「赤い屋根の家」を全校児童で歌います。
   「ふるさと」を会場の皆さん全員で合唱します。1番と2番を歌い、ハミングを行っている間、子供たちが呼びかけを行い、3番を再び全員で歌います。
 〇 閉会行事 校歌斉唱、万歳三唱、閉会のことば
4 招待者
 〇 歴代校長はじめ教職員OB(平成以降の校長先生および在校生がお世話になった先生方には直接案内状を差しあげます)
 〇 地域の皆様(三関地区の皆様には回覧板でご案内します)
 〇 本校の教育活動に長年にわたりご支援ご協力いただいた方々(直接案内状を差し上げます)
 〇 本校卒業生(広報誌、新聞等で広報します。ご実家からもお知らせいただけると助かります。)
 ※ 歴代PTA会長の皆様も閉校記念事業実行委員会の顧問としてご参加いただきます。
 ※ 本校にかかわったすべての方がご自由にご参加できますが、事務手続き上、関係者すべてに案内状をお送りすることはできませんので、ぜひお知り合いの方にもお知らせいただけると助かります。
 ※ 閉校記念誌も閉校記念式典当日に配布いたしますが、1戸に1冊ずつとさせていただきます。(卒業生など、町外にお住まいの方も、実家に1冊とさせていただきます)

閉校記念誌の校正作業進む

 今週21日に閉校記念事業実行委員会を開催し、閉校記念誌全96ページの校正作業を行いました。その後、新たに入れる写真や差し替えとなる原稿を準備して、本日、校正した原稿を印刷業者に持ち込みました。今後、さらに数回校正を重ね、2月上旬には完成させたいと思います。

子どもを伸ばす通知票の見方

 学期末と言えば,「通知票」。
 そこで、いつもポータルサイトをご愛読頂いている皆様に、今日は「子どもを伸ばす通知票の見方」を伝授します。
① 子どもと向かい合うのではなく、隣り合って子どもと一緒に通知票を見る。(夫婦で子どもを挟んでもよいし、低学年ならだっこしてもよい)
② まずは、出欠の記録をみて、欠席がなかったら「今学期は休まず学校に行けたね。立派だね」と褒めてあげる。欠席があっても、以前と比べて少なくなっていたら褒めてあげる。仮に、怪我とか病気で長い欠席があったときは、「あの時は心配したけど、よくなって学校へ行けるようになって本当によかった」と喜んでみせる。健康で元気に学校にいけることが一番ありがたい、というメッセージを伝えてください。
(これは、子どもの努力だけではなく、お母さんのお手柄です。お父さん、ぜひ、お母さんにも感謝のメッセージを伝えましょう。※おじいちゃん、おばあちゃんのご協力にも!)
③ 次に担任の先生の所見を声に出して読み聞かせ(子どもの長所や頑張ったことが書いてあるはずです)、「へえー、こんなことを頑張ったんだ」と感心して見せ、子どもからもいろいろな話を聞き出し、会話する。子どもにとっては振り返りの時間となるし、親も我が子の長所やがんばりを見直す機会となる。
④ いよいよ、学習成績に(おまたせしました)。でも、いきなり、「何は良かった、何は悪かった」と講評するのではなく、まずは、子どもに「頑張った教科はなあに?」「どんなことを頑張ったの?」と聞いてみる。そのことで、頑張ったことが結果となっているということを子どもにすり込む。そして、「次はどの教科を頑張るの?」「どんなことを頑張るの?」と聞いて、次の目標を持たせる。決して「苦手教科」という表現をしてはいけません。子どもに「僕は〇〇が苦手なんだ」という意識を刷り込ませてしまうからです。得意か苦手かが結果に出るのではなく、努力をしたかしなかったかが結果に出るのだ、というスタンスに立ってください。そして「やればできる」と、我が子を信じる親のメッセージを子どもに伝えることが大事です。
「為せば成る、為さねば成らぬ。何事も成らぬは人の為さぬなりけり」(上杉鷹山)
(やればできる、やらなければできない。どんなことでも、「出来ないよ」というのは、君がやらないだけだよ)
 このメッセージを、ぜひ子ども達に伝えてください。

ランチタイムにバイオリン・リサイタル

 終業式を終え、二学期最後の給食はケーキがつく特別メニュー。そこで私も音楽のプレゼントをすることにしました。「きよしこの夜」「もみの木」など9曲のクリスマスキャロルを演奏させていただきました。私の下手なバイオリンを喜んで聞いてくれ、拍手をしてくれた子ども達、本当にありがとう。
サンタ帽を被って演奏しました。

二学期の終業式を終えて

 本日、全校児童33名が揃って、二学期の終業式を迎えることが出来ました。
 みんなで心を一つにして合唱した群音楽祭に始まり、水泳記録会、群陸上大会、祖父母参観、防犯鼓笛パレード、稲刈り・脱穀、佳老祭、町青年の主張大会と小学校音楽祭、収穫祭、マラソン記録会とたくさんの行事がありましたが、子どもたちは、一つ一つの行事に目標を持って臨み、多くの成果をあげてくれました。また、陸上大会や理科作品展、絵画、読書感想文、作文などのコンクールでも多くの入賞者が出るなど、文武両面で活躍してくれました。これらは、子ども達が先生方の指導を素直に受け止め、一人一人が目標に向かって努力した結果です。終業式を迎えるに当たって、子ども達の努力に拍手を送ると共に、ご支援ご協力くださいました保護者、地域の皆様方に心から御礼申し上げます。

5・6年も、たこ焼き風ケーキでパーティー!

 今日は、5・6年生も手作りケーキでパーティーをしました。練り込んだ生地をたこ焼き器で焼き上げ、チョコレートや生クリームでデコレーションをして、おいしいケーキができあがり、みんなで楽しくいただきました。

おいしいケーキを作るために、皆、真剣です。

見てください、このボリューム!(カロリー高そう・・・)

3・4年生は手作りクッキーでパーティー

 先週の1・2年なかまパーティーに続いて、今日は3・4年が手作りクッキーでパーティーを行いました。みんなでわいわい協力しながら、生地をこねて、電子レンジ2台を駆使してつくりました。パーティーでは、ゲームをして盛り上がりました。


占いの紙は入れなかったけれど、きっと夢をいっぱいに詰め込んでいるんだろうな。

夢に恋する年頃、フォーチュンクッキーの占いの行方は?

見てください、この盛り上がり!!
お楽しみ会は、単なる子ども達へのご褒美ではありません。企画力、コミュニケーション力、実行力、主体性や協調性、自己表現力など、これまでの学習で培った「智」の総合力が試される場だと思います。そして、それらの力の結晶が子ども達のこの「笑顔」なのです。

閉校記念誌の原稿完成

 先週末までに、閉校記念誌全96ページの原稿が整い、本日、印刷業者より第1稿が届けられました。今後、閉校記念事業実行委員会で校正作業を行い、印刷・製本いたします。
 閉校記念誌の内容は次の通りです。
○ 巻頭あいさつ
○ 学校沿革
○ 寄稿文(平成以降の歴代校長と歴代PTA会長、各行政区長、区民・卒業生)
○ 下関小の歳時記(一年間の教育活動の様子をアルバムで紹介)
○ 地域に支えられて(特集ページ)
○ 児童・教職員(集合写真と寄せ書き)
○ 閉校記念事業実行委員会組織、編集後記
 多くの皆様方から、あいさつ・寄稿文として、140余りの玉稿をいただきましたこと、心より御礼申し上げます。
 閉校記念誌は2月中旬には出来上がり、2月20日の閉校記念式典にて配布する予定です。※学区内の全戸に1冊ずつ配布いたします。

手づくりケーキで、なかまパーティー

 1・2年が生活科で「なかまパーティー」をひらきました。
 まず、特別講師として髙原初美先生にご指導いただき、ケーキ作りに挑戦。自分たちでつくったケーキをいただきながら、歌や出し物、ゲームで楽しいパーティーとなりました。

自分の考えを堂々と~作文発表会

 佳老祭では、4~6年の代表児童が意見発表を行いましたが、今日は1~3年の代表児童による作文発表会を行いました。自分の将来の夢を、堂々と発表する姿は、とても立派でした。発表を聞いた他の児童からもたくさんの感想発表がありました。

片野要作先生の書写指導が最後となりました

 県書き初め展にむけたお習字が今年も始まり、12月14日と12月16日に、3~6年生が片野要作先生のご指導をいただきました。今年も、子ども一人一人の名前のお手本もつくっていただき、手習いに励みました。片野要作先生には15年間にわたり本校で書写指導をいただきました。「書は絵と同じ」「字のバランスを考えて」「長江の流れも一滴の水から始まるのだから、一つ一つの基本をしっかり身に付けることが大事」・・・私も片野要作先生の教えを胸に刻みました。

読書感想文の発表集会を開催

 11月30日、12月4日、12月14日と3回にわたって読書感想文の発表集会を行いました。
 子どもたちには、「タイムマシンに乗って大昔に行くことはできないけれど、本を読めば昔の歴史に触れることができる。世界一周はなかなかできないけれど、本を読めば世界中のことが分かる。本はみんなの世界を広げてくれる。」と話しました。

おもしろ、びっくり大実験~サイエンスショー

 昨年に引き続き、クラブ活動でサイエンスショーを行いました。
 今年は、「電気でびっくり」「かさぶくろロケットを飛ばそう」「エアドームで地球環境を考える」の3本立て。子どもたちもとても喜んでくれました。科学への夢や創造性を育てたい・・・それが私の願いです。

静電気でクラゲや一反木綿を浮かせたり、蛍光灯をつけたり、「百人おどし」を行いました。
みんなで、かさぶくろロケットをつくって飛ばしました。

大きなエアドームをつくって中に入り、地球環境についてみんなで考えました。先生方にも協力してもらい、プラネタリウムも演出しました。

アルコールってなあに?

 薬物乱用防止教室の第2弾として、1・2年生に「アルコール」の指導を行いました。未成年者の飲酒にはどんな悪影響があるのかを学びました。

未成年者の飲酒により、成長が妨げられたり、脳が萎縮したりすることを学びました。